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メッセージ 整えられた環境と練り上げられたプログラムで未来医療を推進する原動力となるイノベーターを目指してください。患者さんを治し、癒す実践的医学ー治療学…医療の進歩を促すには、基礎医学を基盤として臨床力を伸ばしていくことが求められます。すでに確立された知識や方法論を継承していくだけでは、充分ではありません。そのためには「イノベーティヴな仕事を行える若い力を、いかにして育てるか」ということを考え、そのための環境とプログラムを用意する必要があります。こうした発想から導き出されたものが、人材育成プログラム「CIPT」なのです。

まず、医学部だけでなく薬学部や工学部、理学部など、他学部出身の人材、それも博士課程に加えて修士課程も含めて受け入れられる環境を用意しました。
そこではさまざまな知的バックグラウンドを持った若い力が集い、交流を深めていきます。過去の常識にとらわれないフレッシュな発想や、従来の学問の枠組みを越えたアイデアに触れていく中で、それぞれの基礎力を高め、伸ばしていくことができるでしょう。

またプログラムについても、指導陣として参加する先生方のご尽力によって、とても充実した内容にすることができました。
膨大なデータを扱うバイオインフォマティクスに基づいた発想。海外の研究機関や研究者との協働に不可欠な語学力をはじめとした、グローバリゼーション。斬新なアイデアを現実のかたちとするための強力な武器となる、新しいテクノロジー。そしてこれら要素を参加する学生ひとりひとりの力とし、その効果をより高める、さまざまな形でのサポート体制。将来のイノベーターたらんと考える学生諸君にとっては、非常に魅力的なものといえましょう。

近年、医学を含めた多くの分野で、若い研究者が思いもかけない成果を挙げる例が見られます。こうしたニュースに触れるたび、やはり「フレッシュな発想、若い力こそが、未来を開くために必要なのだ」と感じます。
本プログラムに参加する諸君には、そうした基礎力を若い数年間のうちに、ぜひ身につけていただきたいと思います。そして遠からぬ未来の医療にイノベーションを巻き起こす原動力となることを、切に願います。



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