Metaプライバシーポリシーおよび利用規約の更新の概要

Metaプライバシーポリシーおよび利用規約: 重要な更新内容
Metaは、データに関するポリシーを改定および刷新しました。名称は「 プライバシーポリシー 」に変わり、Meta製品の提供方法についてより詳しく説明するとともに、Meta製品での利用者体験を改善するためにMetaが情報をどのように利用しているかについて例を追加しています。今回の更新では、利用者の皆さまが自分に合った方法でMeta製品を利用できるようになるため、Metaの慣行を理解していただくことに重点を置いています。
プライバシーポリシーと 利用規約 の主な変更内容を以下に示します。
Metaが収集する情報 : Metaが収集する情報の種類について、例を追加しました。これには、FacebookやInstagramのアカウントを持っていない人々の情報を収集および処理する際の方法とその理由も含まれます。また、「メタデータ」が何を意味し、Metaがどのように利用しているかについても詳しく説明しています。
情報の利用方法 : 利用者体験を改善するために、製品全体で情報をどのように利用しているかについて詳しく説明しています。Metaが製品を提供、パーソナライズ、改善する方法をわかりやすく示す例を挙げ、提供している効果測定、分析、ビジネスサービスについても例を挙げて説明しています。また、複数の方法で情報を非特定化したり集計したりする場合があること、さらに、情報を匿名化し、個々の利用者につながる情報の利用を少なくすることで、利用者が特定されないようにする場合があることについて説明しています。
位置情報 : デバイス設定を通じてや、IPアドレスなどその他の方法を通じて、Metaが位置に関連する情報を収集する方法とタイミングについて、詳しく説明しています。
パーソナライゼーション : さまざまなデバイスやMetaのさまざまな製品で一貫した体験を提供するなど、利用者の体験をパーソナライズするための情報の利用方法について、例を追加しました。利用規約では、利用者自身や利用者の興味・関心に関連性が高いと考えられる広告が表示されることについて説明しています。パーソナライズされた商用コンテンツやスポンサーコンテンツが利用者に表示されることでFacebookサービスに資金が提供される仕組みについても、詳しく説明しています。
コンテンツとアクティビティの公開範囲 : 自分のオーディエンスと、自分のコンテンツやアクティビティの共有範囲をコントロールするための設定について、説明をさらにわかりやすくしました。
パートナー、ベンダー、サービスプロバイダー、サードパーティとの連携 : パートナー、ベンダー、サービスプロバイダー、サードパーティとの連携方法に関する説明を改善しました。Metaがパートナー、ベンダー、サービスプロバイダー、サードパーティから受け取ったり、それらと共有する情報について説明し、そうした企業や組織の種類について明らかにしています。
情報の保存期間: 利用者情報の保存期間について、具体例を挙げてわかりやすく説明しています。
情報の転送方法 : 地域をまたぐデータ転送のポリシーおよび慣行についての違いを明確にするために、内容を更新しました。Metaによる国境を越えた情報の転送方法について、詳しく説明しています。
規制当局と法執行機関: 法執行機関や規制当局と情報共有や協力を行う際の方法や理由について、詳しく説明しています。Meta製品と利用者の安全とセキュリティの推進と、有効な法的要請の遵守についても記載されています。
アカウントの停止と終了 : 利用規約やコミュニティ規定、他者の知的財産権、その他の法律に違反したアカウントを停止または終了する場合について、利用規約で詳しく説明しています。また、登録後に利用者のアカウントが確認できない場合、利用者のアカウントがアクティブではない状態が長期間続く場合、および誰かが他人のアカウントを許可なく利用していた可能性があることをMetaが検知し、そのアカウントの所有者に確認が取れない場合に、Metaが利用者のアカウントを停止または削除する可能性があることについて詳しく説明しています。
監督委員会 : 監督委員会 は2018年の後半に承認されました。プライバシーポリシーと利用規約では、コンテンツの削除や言論の自由を含む広範な課題・問題に関してMetaがどのように監査委員会と連携するかを説明しています。
法的手続き : 利用規約において利用者の居住地に応じて、通知サービス、法的手続きのための法域および準拠法に関連する内容を更新しました。例えば、ドイツの利用者向けには、ドイツの著作権サービスプロバイダー法に基づき、送達受取人について記載しています。また、請求の管轄権を有する利用者の居住国の管轄裁判所にて、Metaが申し立てできることも明示しました。
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