辻重と、先住民マウリ族の血統を受け継いだ小規模養蜂家との出会いであり、
彼らとの連合によって今日の製品があります。
ニュージーランドでは、ヨーロッパからの移民による白人の養蜂と、先住民でもある
少数民族マウリ族による養蜂に二分されています。前者は蜂が採取した蜜を根こそぎ
取り上げて製品化し、越冬の餌には砂糖シロップを代用し、時には蜂を使い捨て、
除草剤を手軽に用い、大量生産と効率化のためには自然林も伐採する主義です。
それに対して後者(マウリ族)は大自然を恐れ敬い、崇高な自然の神々を信じ、
蜂を神からの授かりものとして拝領するという意味があり大切に扱います。
両者は精神的にも技術的にも大きく異なりますが、辻は先住民養蜂家たちの信条に
大きく共鳴したことでこの地に根を下ろしました。
彼らから学び、また彼らに日本人の繊細な魂と技術を教え説き、そうして長い年月と
高度な信頼関係を築いたことで、今日のTCNマヌカハニー製品があります。
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