懐かしいです。今はもう死んじゃっていないおじいちゃんに小3くらいの時に買ってもらったのが最初で、その後小学校卒業までのうちに数台の車体を買い、いろんなパーツを買ってカスタムしたりしてました。
昔は近所に個人経営の小さなおもちゃ屋があり、そこで友達といろんな買い物をして、車体をいじったりするのが放課後の楽しみでした。
そのお店は年に2回くらいミニ四駆のレース大会を開催していて、近くの公園に巨大なサーキットコースを用意してけっこう派手にやってたのを覚えています。
その大会で僕は3位になったことがあります。50人くらいのエントリー者がいたんですが、たった一度だけ3位になれたんです。入賞商品として新品のプラモデルやお菓子などが入った詰め合わせみたいなのをもらいました。けっこう物はよかったです。
当時はコロコロコミックでミニ四駆をテーマにした漫画の連載などもあり、ミニ四駆自体がとても盛り上がっていた時代だったと思います。
そして中学に入り、部活に熱中するようになり、次第に僕の中から遠ざかっていってしまったんでしょう。
そんな中、その部屋の片付け中に出てきたパーツとの出会い。長くハマったミニ四駆。ミニ四駆をカスタムするにあたりいろんな道具の使い方も覚えました。
僕にいろんな物をくれたミニ四駆文化。
もう一度作ってみたいという衝動に駆られ、電気屋さんの一部にあるプラモコーナーでミニ四駆を買ってきました。
プラモコーナーにはけっこうミニ四駆コーナーとしてしっかり売場ができていて、車種も豊富だし、カスタムパーツもたくさん揃っていました。
昨日はとにかくカスタムは抜きにして車体のみを購入。最新のかっこよさげなデザインの車種がたくさんありましたが、昔漫画で連載のあった『ダッシュ四駆郎』のシリーズの中の『スーパーエンペラー』を購入しました。懐かしいですね、当時の車種がまだこうして改良されながら売られているなんて。昔はこのダッシュシリーズをほとんど揃えた気がします。エンペラー、バーニングサン、シューティングスター、キャノンボール、ダンシングドールの基本5車種を始め、ホライゾンやプロトエンペラーなども所有してました。懐かしいー!ダッシュ軍団全てが売られてました。
早速パッケージをバラしてみると、昔とはだいぶ違い、部品点数が非常に多くなった気がします。
パーツをランナーからニッパーを使い大事に外していきます。
説明書をじっくり見て、その通りに組ませていきます。
大体の形が見えてきました。
これを組ませて、形になりました。
ここまで約一時間ほどかかってしまいました。昔のだったら、説明書なんか見ずにガンガン組ませられたんですが、今はシャーシの構造も違うし、ギヤボックスの作り方が違ったりしていたので、妙に慎重になり、けっこうな時間を費やしましたね。
さて次はステッカー貼り。せっかくの一台だからとにかく綺麗に仕上げようと思い、丁寧に丁寧にピンセットで一枚一枚のせていきました。
そしてこんな感じ。本当はパーツを塗装しなきゃいけない部分もありましたが、今回はそこまでの完成度は求めずに、とにかくデフォルトである物だけで作り上げました。
ステッカー貼りにまた30分くらい要してしまいました。いやぁ〜楽しい時間でした。
説明書通りに作るワクワク感。出来上がった時の感動がたまらなかったです。
昨日は童心に帰り630円の贅沢な時間を過ごしました。最近にはなかった最高の息抜きができたとともに、今の自分を構成している要素の一部に触れ直すことができて、思い出の中のあの頃の自分に元気をもらえた気がします。
ミニ四駆に乗ってタイムスリップした気分です。
また無我夢中になれるものを発見できる楽しい未来が来るように身の回りを楽しくカスタムしていきたいと思いました。
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