このままモヤモヤを残して帰宅したら、明日に良くないと思って思いついたのが、「ひとっ走りして帰ろう!」でした。いつもであれば帰宅して、ジャージに着替えて、ランニングなんですが、今日は車でどこかを走って気分転換を図りたくなったんです。
昔はこういう時は東京に行って、ラーメンを一杯食べて帰ってきたんですが、今日は仕事で体を酷使したので疲労が溜まっていました。なので東京行きは断念しましたが、近場でどこか首都高のようなスリル溢れる目的地はないかと考え始めたらすぐに見つかりました。『碓氷峠』です。
大学に進学してから社会人になりたての数年は足繁く通った場所です。社会人になりたての頃は中古で購入した 32 スカイラインの 2000ccGTS ターボでよく走りに行きました。その頃も社会人になりたてでいろいろ自分の不甲斐なさや不条理な扱いでモヤモヤしていたんです。なので昨日も仕事中同じ感覚を味わったのでとっさに思いついたのが碓氷峠だったんでしょうね。
ただ今はそんなスポーツと呼べるようなマシンには乗ってませんよ。二代目プリウスですから。でもとにかく昨夜は峠に呼ばれているような気がしたので、碓氷峠に向けて一路プリウスを走らせました。
碓氷峠までは深夜の交通状況で約40分。18号を左にそれ、坂本宿を抜けて到着。いよいよ峠道の始まりです。もうクネクネとカーブが始まってあますが、僕のスタートはめがね橋から。
いよいよめがね橋を過ぎ、アクセルを強く踏み込みます。大小のカーブに応じてハンドルを右へ左へ回します。久しぶりに味わう横Gがとても気持ちよかったです。ノーマル車高だし、とても柔らかいグニャグニャなサスペンションなので新しい感覚の横Gでした。ある意味過激なセッティングです。そして大衆セダンのシートはバケット感がゼロなので背中が右へ左へ転げ放題でした(^^)
カーブ毎にタイヤも鳴きまくりでしたね。でもキャッツアイを踏むことなくなんとか食らいついてました。プリウス頑張ってます!碓氷峠はカーブに番号が付いてるんですが、133番と134番のカーブがS字になっていて楽しいんです。そしてその時気付いてしまったんです。
ガソリンがない。。。
僕のプリウスのガソリンメーターはデジタル表示で、10コマで満タンのうち4コマで峠入りしたんですが、その時はもう2コマになっていました。
186あるカーブを走り切り、帰りはバイパスを使って帰ってこようと思っていたのですが、ここでガス欠でJAFを呼ぶことになっても面倒なので、ビビってカーブ162で引き返しました。あとちょっとだったんだすけどね〜。軽井沢に夜開いてるスタンドがあったかどうかが不安になってしまったので仕方なしです。
でもここまででも十分スカッとできました。運転に集中している時は仕事であったことも、眠気も忘れてただそこに一心不乱になれたことでとてもいい気晴らしになりました。
帰りの峠道を終えて、坂本宿に戻ってきた時にはガソリンメーターが3コマに復活していました。坂道のガソリンメーターあるあるですね。そして眠気が襲ってきましたが、トロトロ運転して無事に帰宅できました。
今日もまた仕事。上司とも顔を合わせますが、プリウスの粘りのある走りのようになんとか食らいついて、今日は心の峠道を完走したいと思います!
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