今日も上司と色々ありなんだかんだ言われましたが、自分のやっていることにも自信があったので折れてもらいました。
上司は場所を預かる所属長ですから、キチンと管理しなければならないという責任感があって当然です。それはわかりますが、何もかも自分色に染めなくてもいいと思うんです。上司の指示に従い、業務をこなしますが、上司の指示の受け止め方、理解のしかたが違っていたようで、叱責されました。いわゆる1ミリのズレも許さない感じです。僕からしてみればその1ミリのズレでどれだけの損害を被るのかがわかりません。僕だって仕事に楽しみを見つけていきたいと思っているので、指示された中でも経験則やデータ収集に基づいた自分の色を出しています。それをしたがために全否定となります。
もうこうなったら何を言われようと自分勝手に動いて行くしかありません。昔は自分の評価とか気になっていましたが、今はもうそんなものはどうでもいいんです。評価ばかり気になっていたら肝心の楽しみがなくなっちゃいますから。たとえ昇進とかのチャンスを逃したとしても、置かれた立場で頑張り、楽しめた方がよっぽど楽しいし、いい仕事ができると思います。
なんだかんだ言われ、多少の迷いが生じた時に思い出す言葉があるんです。僕がアニメ映画の中で一番好きな『紅の豚』の中に出てくる言葉です。
『インスピレーションだな』
おなじみの映画なので皆さんもご存知のシーンかと思いますが、主人公ポルコの飛行艇を修理する際、設計を担当する17歳の少女フィオとの会話の中で出てきた一言です。
モチベーション維持のため刺激を求めて久しぶりに観ました。
修理のための設計をフィオが担当するとわかったとたんポルコは他の会社に依頼することを決めます。そのポルコに思い留まるようフィオが説得を始めるんです。ポルコはフィオが“若いから”“女の子だから”を理由に他をあたろうとしていました。
フィオが「ポルコ、いいパイロットの第一条件を教えて。経験?」と問うとポルコは「インスピレーションだな」と返します。
昔、今よりももっとペーペーだった時にこの言葉と出会い、かなり心の支えになりました。自分のヒラメキだってきっと間違ってない。先輩たちがみんな口を揃えて言う“型”にはまることはない!って思ったんです。その通り、自分の思いついたように進めていったことにより、オリジナリティのある仕事が生まれた時もありました。当時の上司にもそんなところを認めてもらったりもしました。
微細ながらもちょっとした上昇感を得られて、自分のステップアップが感じられた瞬間でした。
時はたち、そんな高揚感を忘れがちになっていました。
男らしさムンムンの紅の豚ポルコ。アニメと言えどもキチンと大人の僕にも今になってわかるメッセージをちゃんと伝えてくれます。自分のやりたいように生きるけれど、守るものはちゃんと守る。かっこよかったですね。
もう一度、あの日のようにインスピレーション本位で日々を生きていきたいと思います。
明日からのテーマは『インスピレーション』だな!
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