Gacktさんのイメージといえば、元々は歌手で、その後歌手活動を続けながらバラエティ番組にも活動の場を広げ、芸能人格付けの番組ではいつも一流芸能人としての座に鎮座しているというイメージです。まぁ謎めいている部分は昔と全く変わらずで、あの語り口調からは少し人間離れしているのかな?というような印象まで受けてしまうミステリアスさがあります。僕はそんなイメージを持っています。
今回は特にGacktさんをめがけてYouTubeで検索したわけではないのですが、たまたま見つけた動画がコレだったんです。
この番組自体見たことなかったのですが、大変興味深かったです。
まず、Gacktさんは今マレーシアに移住しているということを知りました。そのマレーシア移住の理由なども番組内で語られていましたが、そこでまず第一の衝撃を受けました。現在43歳(番組放送当時)らしいのですが、30代の頃は仕事ばかりしていて、振り返ったら何も思い出がなかった。このまま人生が終わるのが嫌でゆっくりとした時間を過ごすためマレーシアに移住したんだそうです。仕事があるのはもちろん嬉しいことですが、そればかりでも息がつまるし、生きた証と、これからの生きる意味をきちんと考えたかったんだと思います。口数の少ないGacktさんはそんなことを考えていたのかと思い、少し僕自身も振り返ってみましたがGacktさんと通じる部分があるなと思いました。就職してからのこの十数年でいろんな思い出づくりをしてきたつもりですが、どれも記憶が薄く、“僕のこの10年を語るならこの出来事”みたいなものはありません。仕事の合間を縫ってお出かけしたり、なにか自分でイベントを用意したりしても就職後の大半の時間を占めている就労時間がそんな時間を飲み込んでしまい働いているだけの時間しか思い出せません。意識して用意した時間よりも普段のルーチンな行動の方がよっぽど色濃く記憶の中にあって、なんだかかなしくなりました。だからこんなGacktさんの考え方に共感できました。もちろんGacktさんのような生活はできませんが、少しまた自分のことを見つめ直したいなと思わされたんです。
もうひとつ“なるほどね”があったんですが。 伝えようとする意思が大切ということ、「No」という選択肢も用意しなければいけないということ。
マレーシアは多民族、多宗教、多国籍の人々からなる国だそうです。そんな中ではお互いを尊重しあいながら生きていくことが大事。それができているから成り立っている国なんだそうです。多国籍なわけですから言語も様々。公用語とされているのは英語。なら下手でもなんでも英語を話していかなきゃならないわけです。上手くいえない伝えづらい意思をどうしたら伝わるか、その伝えようとする意思がとても大事だそうです。
そして「No」という選択肢。日本人は見知らぬ人に「その場所使っていいですか?ちょっとどいてもらえませんか?」と言われたら「どうぞどうぞ(Yes)」の答えで返してしまうことが多いという。確かにそうかもしれない。でもマレーシアではどきたくなければきちんと「No」と断るんだそうです。それに対して質問者側も「OK(わかった!)」と快く引き下がるんだそうです。その場所を先に使っていた人の意見を尊重するという気持ちからこういう会話が成り立つんだそうです。
僕自身「No」という回答を持ち合わせていないかもしれないなとここでもまた感心させられました。その場を上手くしのいでいくために心にもない「Yes」を発してきたなと、振り返るとそんな感じです。逆の立場なら「No」と言われることにも慣れていないなとも思います。
人間関係、日本人はどちらも弱いとGacktさんは言っています。国際関係の中でもなかなか「No」といえない国の代表者もたくさんいます。まさにその通りなんですね。
相手のことを大切に思うなら、まず自分のことも大切に思わないといけないんだなと思います。これからの長い人生、自分の時間をゆっくり噛み締めながら過ごすこと、自分の意思をしっかり持ちきちんとした「Yes」と「No」を使い分けて生きたいと思います。
Gacktさんがマレーシアで学んだことに、今回僕は学ばされました。
Gacktさん、あんな感じだけどとてもピュアな心の持ち主なんですね。
よかったらその動画を見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=VHkCCRkBejg
生の酵素がダイエットをサポート!もっとすっきり生酵素!
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image