今でもこの形、 SE として再販されていたり、中古市場では格安 SIM 利用目的で 5S なんかが未だにそこそこな値段で取引されているような人気のコンパクトモデルです。まぁそれよりもさらに古い 5 ですが気分転換がてら使えるものなら使ってみたいということで使うにあたってのノウハウをネットで探し始めました。現在 6Plus を使用しているため、これが使えたらポケットが相当軽く感じられます。その変化への期待を込めて検索実施。
まずネックになったのが僕の 5 と 6Plus ではキャリアが違うこと。 5 が SoftBank 、 6Plus が docomo です。SIM フリー版でない限りSIMロックを解除しないと他社のSIMは使えないそうです。この世代のiPhoneはキャリア窓口でのSIMロック解除には対応していないとのことでした。あとはファクトリーアンロックという手法があるようですが、日本ではあまり表立ってこのサービスを行っていないということと、結構な費用がかかりそうなのでこの道はないなと思いました。今回はあくまで使ってみられたらいいな程度の行動なのでお金はもちろん最小限に留めたかったんです。
そこで今回はもうひとつの方法として記事の掲載があった『R-SIM10+』というSIMアダプタを使用しての解除を試みることにしました。
これは本当の意味でのロック解除を解決させるんじゃなくて、解除した風にしてiPhoneに認識させていくというやり方らしいです。なので使用者それぞれのiPhoneとの相性などの兼ね合いでうまく通信、通話ができなかったり圏外になったりするようです。だから全ては自己責任の元やってくださいとのことでした。ネットの画像で見ましたが、ホントに薄っぺらいチップ。これをSIMと本体の間に噛ませるという形で使用するようです。こんなので本当に5の画面にdocomoのキャリア表示がされていくのでしょうか。試してみたいと思います。
ということでAmazonで購入しました。1280円くらいだったと思います。プライム配達でお願いしたので翌日夕方には手元に届きました。
このようにSIMの引き出しを開ける道具も付属していました。
作業を始める前に、5のモバイルデータ通信の4Gを切っておくんだそうです。そしてWi-Fi環境の中で作業をしていきます。
SIMスロットを開けるのは人生初です。この時点ですでにドキドキで楽しいです。5の電源を入れたまま商品に付属の棒で突っついてみましたがなかなか出てきません。押す指が少し痛くなるくらい強く押してあげたらようやくシャキッと出てきました。
「ちっちゃ!」
小指の爪くらいしかないんですね、nanoSIMって。解約したSoftBankのSIMがそのまま入ってました。これを取り除き、購入したR-SIM10+を入れます。テーブルの上に置いておいて、クシャミしたらひっくり返りましたよ。それくらい軽く薄っぺらいです。その上に現在使用中のdocomoのSIMを乗せてスロットへ挿入!
そしてしばらくすると黒っぽいこんな画面が出てきます。これはこれから使おうとしているiPhoneのキャリアの確認だそうです。僕の場合今回は「JP SoftBank」を選択。
そして次に出てくるのがこんな画面。ここでは「TMSI.2G3G4G」を選択するんだそうです。
そして次の画面。ここでは「M2(iOS8-iOS10)」を選択。
次の画面が出た時に黒電話の着信音が1回鳴って少々ビックリ。ここで下に表示されている「了解」
を選択して終了。
そしたら電源を一旦切り、再度電源を入れるという手動での再起動を行います。
そしたら見てください。SoftBankのiPhoneだったハズなのにdocomoの表示が出てますよ!
家の固定電話から電話してみたらちゃんと鳴りました!なんだかとても感動です。ということで久しぶりにiPhone5が使えるように復活しました。ウェブサイトもきちんと表示されたので通話もデータも使えることが確認できました。
ただネットの記載ではこのやり方は不安定な部分があるので圏外になってしまうこともあるんだとか。そんな時は今までやってきたこの一連の流れを繰り返して再度認識させるんだそうです。
バッテリーもそれなりに弱ってるだろうしLINEの引越しなども面倒なのであくまでサブ的な気分転換用としての使用になると思いますが、ちょっと楽しい経験ができました。
みなさんも機種変更で使わなくなったiPhoneを再活用してみたり、格安SIMなんかの利用時に試してみてはいかがでしょうか。
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