今年度に入り、『アルコール健康障害対策推進室』という部署が設けられ、アルコールの規制が始まるということです。以前にもアルコール依存性による健康障害に対策を取る規制が敷かれたようですが、今度は酒類の過度な安売りを規制するものだそうです。
近年では若者のビール離れを始め、全体的に酒離れが起きているなどというニュースも耳にしたことがあります。総人口も減り、一人当たりの消費量も減り、酒類の市場自体がどんどん弱体化していると言われています。今回の安売り規制により、値上げや飲み放題の廃止などが行われると消費量はさらに減ります。
飲む飲まないは個人的な嗜好もあるし、健康への配慮などから飲まない人が増えてきても仕方がないと思いますが、好きで飲んでる人の数も減らそうという動きは如何なものかと思います。
酒の影響で健康を崩し人生を台無しにしたり、誰かに迷惑な行為を働いてしまったなんてことも聞きますが、値上げして、買わせなくして、飲ませなくしていくってのは強行的過ぎるのではないかと思います。
毎日好きで飲んでいる僕のような人がいて値上げが困るという人はたくさんいると思います。ただもっと困る人たちがいます。お酒を作っている側の人たち、お酒を売っている側の人たち。それで生計を立てている人たちにとっては“酷い規制”としか思えません。一部の国民の健康を考えるがゆえに制定されたものが、別の一部の国民の生活を脅かすことにもなりかねません。ただでさえ縮小された市場の中で悪戦苦闘して自分たちの活路を見出してるんだろうに。戦う土俵さえ消されようとしています。
国全体をも動かす規制なのだから少なからずこういった反動も視野に入れての論議なのでしょうが、世の中どんな方向に進んで行くんでしょうか。
お酒によって築かれてきたコミュニケーション文化も多々あると思います。今後どういった方向に転じて行くんでしょうか。
あくまでお酒が好きな消費者としての意見です。過度な飲酒を抑制するという決まり事が、過度な決まり事にならないことを祈ります。
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