日頃の仕事でも重い荷物の積み降ろしをやったり、一日の大半を立って過ごすことで腰へかかる負担というのは相当なものだと思います。
そしてランニングにおいても膝と同様に一歩一歩の衝撃の受け皿になっていることは間違いありません。
仕事は辞めるわけにはいきませんし、ランニングも人生の楽しみとしてやめたくありません。
一年ほど前にも似たように痛みを感じたことがあり、整形外科へ2週間おきに4、5回通って治療したことがあります。
その時の先生の診断では、背骨を構成してる骨のジョイント部分のクッション的役割の軟骨が押しつぶされていて、骨同士が干渉し合って痛みの信号を発しているんだとか。あとはまだまだ腹筋の筋力不足ということ。筋力で骨を支えてあげられてなかったから、運動の衝撃で骨のバランスが悪くなって来てしまったとのこと。
かと言ってここで腹筋運動を頑張りまくっても、その運動自体が腰への負担になり悪影響を生む可能性もあるから筋トレも慎重にと言われました。
その時はある意味八方塞がりじゃないかと思いましたが、先生の言うことを真摯に受け止めてゆっくり治療していくことに決めました。
地元ではスポーツドクターとして名の知れた先生で、きちんとランニングのことも考えたメニューで治療していってくれたようです。
主にリハビリ室でゆっくり腰を伸ばすマシーンで背骨の感覚を元の位置まであけていくという治療でした。もっとぐぅ〜っと伸ばしてくれればいいのにってくらい物足りない引っ張り具合のマシーン。もっと刺激的に引っ張ってくれてもよかったんですが、ゆっくりやらないと反動が起きてまたすぐ痛み始めるんだそうです。
そして日常生活の中では腰のサポートベルトをして負担を減らします。
処方される薬は毎度ロキソニンのみ。
この医者通いを行なってまた普通にランニングできるようになりました。
あの時の痛みが再来しているということは仕事で酷使してしまっていたり、走り過ぎていたりと、知らず知らずのうちに痛めつけてしまっていたんでしょうね。
先日のマラソン大会では腰が痛かったので、痛み止めを飲んで出場しましたが、そのツケが今になって回って来てしまっているんでしょう。本番ここぞという時に痛み止めを飲んでスポーツに望むのは仕方ないと思いますが、普段からこれをやっちゃうのは本当に良くないみたいですね。
悪いところがあるから痛むんであって、それを痛み止めで感じさせなくさせたとしても、痛みの根本を改善させているわけではないので更に悪化させてしまうんだとか。
なので一旦安静にして痛みのもとを断つことが最優先です。
ということで、また医者に行って、しばらくは走りたい気持ちを抑えて、痛みをなくしていこうと思います。
腰は一生使う大切な場所。『要』という字がその漢字に入っているくらい腰は体の要ですから。皆さんにも大切にしていただきたいと思います。
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