↓↓↓その動画↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=tZVzurvC9tA
時間のないヒカキンさんが朝5時に自宅を出発して、日付が変わる前に帰宅するといういわゆる弾丸トラベルを投稿していました。そのルートはなんと沖縄と北海道!
初めはそんなことできんのかなぁと思って見ていました。どこに行っても人気のヒカキンさんだったということと、一日あれば日本を南から北まで制覇できるんだなということが確認できました。
なぜ今回この動画に首ったけになってしまったかというと、僕も似たようなことをやっていた時期があったからなんです。そりゃもちろん一般のサラリーマンですからそんなヒカキンさんみたいにお金がないのでもっと小規模な、いやいやミクロな行為でしたが、気持ちとしてはおんなじことをやっていました。
僕のやっていたこととは。翌日が休みという仕事終わりの夜。僕らの退勤時間は22時くらい。いつもなら鬼ソッコーで帰宅しますが、連日の仕事を頑張ったご褒美にラーメンを自分に食べさせてあげようと思うことが時々ありました。
僕は普段から場所を問わず、旨そうなラーメン屋の情報を得ると携帯の中にメモっておきます。その中からその夜に行って食べられそうなお店を探し食べに行っちゃうんです。
地元は大体遅くても23時くらいで閉店になってしまうので、こんなイケナイ気分になった時は迷わず東京に出かけました。ひとりで行くことがほとんどでしたが、仕事終わりにそんな話に花が咲くと、その時一緒にいた先輩や後輩なんかも付いてきたことがありました。
いろんなところに行きましたね。お台場、板橋、国立、立川、池袋、神田、飯田橋、八王子などなど、挙げればホントきりがないです。後輩たちと行った時は池袋でラーメンを食べ、その夜はオープンしたてのスカイツリーを見物に行ったことも覚えています。その夜は曇っていて先端が見えなくて、空に突き刺さる鉄塔って感じでした。
特に印象深いラーメンは、池袋の『 麺処 花田 』。サンシャインの足元にある雑居ビルの一回に店舗を構えています。オススメは味噌ラーメン。ニンニクとかもやしメインの野菜とかが“増し増し”とかって大盛りにできた記憶があります。極太麺に煮干し粉たっぷりのちょっとドロッとしたスープがよく絡んでとても美味しかったです。以前は深夜までやっていましたが、その後もう一回食べたいと訪れた時には営業時間外でした。営業時間が短縮されて23時くらいに閉店していたことを覚えています。
あと思い出の味が八王子の『 長浜ラーメン 』ですね。JR八王子駅にほど近いところを走る国道16号線沿いにあるお店。深夜まで、いや、明け方まで営業していたと思います。こちらは博多発豚骨ラーメンという感じなんですが、飲んだ後の締めの一杯に食べたら間違いなくリバースしてしまうような濃厚さがウリのラーメンでした。ちょっとばっちい表現をしてしまいましたが、豚骨ラーメン愛好家にはたまらない一杯だと思いますよ。
だいぶ話をそらしてしまいましたが、何が言いたかったかというと、目的をひとつ見つけたら、多少遠くても、多少コストがかかっても、自分が満足するならその時満足させちゃおうっていうことです。
こんな話を職場の人にしたときには、「なにやってんの」とか「もったいない」とか言われるんです。そりゃそうです、ラーメンを食べに、しかも真夜中に東京に行ったんですから。高速代、ガソリン代、駐車料金を考えると交通費だけで1万円弱。それだけの金額を出して果たしたい目標は一杯約700円のラーメンを食べるだけ。でもね、どうしても“その時”ってことがあるんですよ。考え方を変えると、1万700円のラーメンを食べに行くのに、無料で気晴らしドライブが3時間付いてくる感じです。深夜なので帰りの運転はフラフラですけどね。
今回ヒカキンは約10万円近く旅費で使ったみたいですが、後悔はしていないと言っていました。僕の弾丸ラーメントラベルも全く一緒です。場所と所要時間が違うだけで趣旨は一緒。
普段の生活にちょっとだけ破天荒なことを加えるだけでかなりの満足感を得られます。今だって隙あらば実行したい、行ってみたいプチドライブの行き先候補はたくさんあります。
日頃の小さなことでどうしようどうしようと何もせずに悩んでいるくらいなら、 パァーッとどっかに行ってしまえばいいんです。今まで自分になかったスパイスをちょっと足してやれば世界は全然違って見えてきます。
ヒカキンさんにいいことを思い出させてもらいました。
最近元気がない僕。また花田や長浜に出かけてきたいと思います。
<
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image