「世にも奇妙な物語2016春」 のうち、特に楽しみにしていたのは、やはり 諸星大二郎原作の 「夢みる機械」
私は原作者のファンですし、この原作はとしては、もはや名作古典と言ってもいいです。私の大作小説 「影の少女rewrite」 のヤマ場である アルファ波による地球制圧及びその失敗のくだりも、 「夢みる機械」のクライマックスにインスパイアされたもの なのでした。
ただ 「世にも奇妙な物語」で実写化されたものを見た感想 ですが、原作を忠実に映像化したのでは、 ややロボットやコンピューターのディテールが古めかしすぎたような印象を受けました。壊れた途端、マネキン化してしまうロボットの描写はあまりにも昭和すぎます。現在は AIやアンドロイドの時代 なのですから、そのへんの 最新さを取り入れても、全体のイメージは壊れなかったのではないかと言う気もするのですが。
ところで、ネットで「夢みる機械」を検索したところ、 原作マンガのオチばれと称して 「主人公もロボットだった」 という記述がいくつか見つかりました。私は、原作マンガは読んでますが、決して、 そんな終わり方ではありませんでした。ひょっとして、 単行本再収録の際に描き直されたりした のでしょうか?それとも、 勝手に希望オチでも書いてる人の仕業 でしょうかね?
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image