ちょっと待てよ、と言いたい。何でもかんでも「エコ」や「環境汚染阻止」を理由にすれば許されると言う考え方が腹が立つ。
理屈がおかしいではないか。有料にしたところで、ビニール袋が全面禁止になる訳ではない。相変わらず、環境汚染の心配は続いているのだ。「レジ袋有料化」そのものは、直接的に、環境汚染阻止にはつながっていないのである。政府の勝手な都合のいい判断にすぎない。
例えば、同じプラスチックゴミでも、ストローや使い捨てコップについては、紙で代用するプロジェクトが進んでいるのだ。それならば、レジ袋だって、環境に優しい素材に置き換える事を考えていくのが、正しいエコなのではないか?この問題は、ずっと前から騒がれていたのだから、その頃から、もっと本気で取り組んでいたら、レジ袋の代替品は今頃、ずっと普及していたはずだ。「レジ袋有料化」ばかりにとらわれているなんて、まさに片手落ちの政策もいいところである。
で、同じ環境汚染を広める物質でも、原発(核廃棄物)については、ウヤムヤな態度をとって、使わない方向に持っていく話をなかなか前進させようとしないのだ。ほんと、政治家の態度はズルイとしか言いようがない。
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