この作品は、もともと 映画にしたかった 事は前に書きましたが、その時点で、タイトルの方も サッパリした万民が覚えやすいものにしようと決めていました。
だから、最初は、ただの 「ルシー」 にしようと思っていたのであります。 ルーシーじゃなくて、ルシーです。 なぜかと言うと、これにも色々と思惑があります。
たとえば、 本作におけるルシーとは、商品名でもあり、キャラクター名でもあるのですが、 この名をルーシーにすると、他の無数のルーシーと区別がつかなくなる恐れがあります。 しかし、 ルシーなら類似名はほぼ皆無 みたいです。 商標登録だって可能かもしれません。
さらに、ルシーは 「LUCY」ではなく 「LSI」と綴ります。もうお分かりですね。この名前は LSI=集積回路と引っ掛けた言葉遊び でもあったのです。
映画なら「ルシー」でさっぱりしたタイトルになったかもしれませんが、 これが小説ですと、いまいち説明不足の間の抜けた感じに見えてしまいます。 そこで、いろいろ他にも候補はあったものの、最終的に 「明日」 という単語を採用して、ルシーの後ろにくっつけました。
「ルシーの明日」とは、読み替えると 「LSI(=人工知能)の未来」 みたいな意味合いなのであります。 現在の地球のコンピュータやAI(人工知能)が将来どうなっていくかを語ってみた本作に、実にピッタリなタイトルになったと言えるでしょう。
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