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2022年10月25日

「少年画報」の18大付録とは?

少年画報1月号.jpeg
「少年画報」 (少年画報社)の 昭和42年新年号 が、 ヤフオクにて、売りに出されていた ずっと前から、気になって、気になって、仕方がなかった のでした。

 と言いますのも、実は、我が家には、かつて、この「昭和42年新年号」より一つ前の 「昭和41年12月号」 「少年画報」 があったからです。私が買ったものではありません。多分、兄が買ったものです。 それが、ずっと家に置かれたままで、やがて、私も、目にして、読む事になったのです。

 この 「昭和41年12月号」 には、 次号の付録の予告 として、次のようなページがありました。
少年画報12月号5.jpg
怪獣大好き人間 にとっては、 ヨダレが出そうな内容だと思いませんか?

怪獣のオモチャ が、5個も6個もついています。しかも、 「走る」 とか 「火をはく」 とか、どれも、 きちんと動くらしいのです。(1匹だけ元ネタ不明の 「クモ怪獣ワシャリ」 も、妙に気になります)

 そんな訳で、この付録の広告を初めて見た時の子供時代の私は、ずっと、 この本(「少年画報 昭和42年新年号」)が欲しい欲しい 、と思っていたのでした。ただし、前述しましたように、この本は兄が子供だった頃に発売されたものだったので、 すでに、私の世代では、買いたくても、普通の本屋では売っていなかったのです。

 という事で、私は、この本の付録を気にかけて、 半世紀もモヤモヤし続けていた のでした。

 それが、冒頭で書きましたように、最近、ひょっこりと、この問題の雑誌が、なんと、 付録も完備した状態で、 ヤフオクに出品されている のを発見したのでありました。ただし、 希少本 なので、この本のオークションは、見る見るうちに、競り値が上がっていきます。たちまち、私のパッションでは手の届かないような値段になってしまい、またしても、私は、 この本と付録を諦めざるを得なくなってしまったのでした。

 しかし、世の中とは、分からないものです。

 それから、さらに数年ほど経ち、 電子書籍を読み漁るようになった私 は、たまたまながら、電子書籍サイトの eBookJapan にて、掟破りの 「少年画報」の過去の号も売りに出されているのを見つけたのでした。

 そして、 そうやって復刊された号の一つ に、 「昭和42年新年号」 もあったのです。嬉しい事に、ついに、私は 50年以上も恋い焦がれた雑誌 を、ようやく、 安価で手に入れる事ができたのでした。

 もちろん、eBookJapan で売られていたのは、 画像データのみの電子書籍 ですから、 付録まで付いていた訳ではありません。しかし、雑誌の付録と言うのは、 その組み立て方が、たいがい、本誌の中に掲載されている ものなのです。だから、この「少年画報」にしても、 本誌さえ読めたら、付録の大まかな内容も確認できたのでした。

 こうして、私は、長年の謎だった、 「少年画報 昭和42年新年号」の18大付録の動く怪獣たちの実体を知る事ができた のでありました。全く、人間、長く生きていれば、いろんな望みが叶うみたいなのです。

(なお、 eBookJapan での雑誌「少年画報」の販売は、すでに終了しております

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