初めて、マッドマシンという装置を登場させたのは、 手塚治虫 先生の 「鉄腕アトム」 じゃないかと思われます。(1958年 「マッド・マシーンの巻」 )この時、出てきたマッド・マシーンは、 あらゆる機械を狂わせてしまう装置でした。
続いて、 石森章太郎 先生も、 「サイボーグ009」 の中にマッドマシンを登場させます。(1965年 「オーロラ作戦」 )こちらに出てきたマッドマシンも、やはり、 機械を狂わせる超音波を出す戦車です。
石森先生は、マッドマシンと言うネーミングが気に入っていたのか、 「Sπ(エスパイ)」 (1967年)の中にも、マッドマシンを登場させていました。ただし、今度のマッドマシンはメカの名前ではなく、 ロボットだけのスパイ団の組織名でした。
桑田次郎 先生の 「エイトマン」 (原作・平井和正先生)の中にも、マッドマシンは出てきます。(1965年 「マッド・マシン」 )こちらのマッド・マシンとは、他の機械を狂わせるのではなく、 狂ったみたいに、自身が無限増殖するからマッド・マシンと呼ばれたのでありました。
そして、最後に、アニメになるはずだった 「マッドマシン」 (1983年・葦プロ)。こちらは、結局、お蔵入りしてしまいましたが、 主人公たちの乗るスーパーカーの総称がマッドマシンだったようです。
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