このミミックは、 宝箱に擬態していて、本物の宝箱と勘違いして、蓋を開けた犠牲者をパクッと食べちゃう訳なのですが、本当に、これはごく最近に生まれたアイディアだったのでしょうか。 カバンのたぐいが主人を食べちゃうようなストーリー は、けっこう過去の小説やマンガなどでもあったような気もします。
で、最近、私のこのブログでも度々登場している コナン・ドイル 氏の作品を読み漁っていますと、 「縞のある衣類箱」 (1897年)なんて短編を見つけました。ネタバレしていますので、詳しい内容までは紹介しませんが、この作品に出てくる ”箱” なんて、 実質上、ミミックと呼んでもいいようなアイテムなのであります。
どうしても、シャーロック・ホームズや「失われた世界」ばかりが取り上げられがちな コナン・ドイル 氏なのですが、 彼の書いた他の作品 もいろいろと読んでみますと、けっこう、 意外な発見が多いのです。
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