第101話 「山精」 〜 第104話 「なめくじら」
確信犯のパロディだったのかどうかは分かりませんが、妖怪・山精のルックスが、 マッドメンにそっくりです。この 「マッドメン」 は、諸星大二郎氏の漫画で有名ですが、それ以前に、 実際に存在しています。
なお、山精を捕まえようとする大源さんの後ろには、はっきりと 「サザエさん」 の タマ が描かれていました。
「妖怪と生物の未来を考える会」 の会長がセリフを言う時、なぜか、 ジョジョ立ち( 「ジョジョの奇妙な冒険」 )をしています。
「千年ガマ」 と言うネーミングは、 巨大怪獣と言う設定とともに、特撮もの 「仮面の忍者 赤影」 (1967年)が初出。ただし、実際の伝承でも、千年生きたガマは変化すると言われています。
今回の 妖怪・餓者髑髏の合体シーン は、かなり凝った演出で描かれています。 いろんな合体ロボットの合体シーンの演出を混ぜたのではないかと思われるのですが、具体的にどの作品なのは、私の方では割り出せませんでした。
陸奥先生の締めのセリフは、 「また医者っぽいセリフ」 (大源さん談)どころか、完全に 「ブラック・ジャック」 の一編 「ダーティー・ジャック」 のラストのセリフの完コピです。この作者さん、 ほんとに「ブラック・ジャック」がお好きなようです。
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