プラセンタとヒト幹細胞の特徴は？
プラセンタには、活性酸素を消去する酵素（SOD）と成長ホルモンを活性化させる成長因子が含まれています。
ヒト幹細胞は、老化した細胞を活性化させます。皮膚の真皮の線維芽細胞や表皮の表皮幹細胞を増殖させターンオーバーを正常化させるのです。活性化した細胞は抗酸化酵素であるSODや成長因子も増産させるのです。
どちらもSODや成長因子がポイントですが、ヒト幹細胞の特徴は細胞のレセプター（受容体）にぴったり入り込むたんぱく質（サイトカイン、リガンドとも呼びます）を持っています。つまり、老化した細胞の鍵穴にぴったり合う鍵を持っているのです。鍵がピッタリとはまると、たちまち細胞は活性化するのです。即効性という点では、ヒト幹細胞の方が勝っているようです。
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「ヒト幹細胞」はあまり聞いたことがないけれども、効果はあるの？
幹細胞培養液は、ヒトや動物、植物などの幹細胞を取り出して人工培養します。培養された幹細胞培養液に、細胞を活性化させる有効成分が混じっているのです。
豚や馬、羊などの動物の幹細胞から培養されたものが動物幹細胞培養液。スイス産の「奇跡のリンゴ」の幹細胞を培養したリンゴ幹細胞培養液のように、植物の幹細胞から得られる培養液を植物幹細胞培養液があります。
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人間の幹細胞を抽出して培養されたものはヒト幹細胞培養液です。細胞にはさまざまな活性を発揮させる鍵穴（受容体）がありますが、ヒト幹細胞培養液には500種類ものサイトカインが含まれているので、様々な受容体とピッタリ合いやすいのです。この点では、ヒト幹細胞培養液が一番効果的なのです。
2014年にヒト幹細胞培養液が厚生労働省に認可されてから、エイジングケアを目的とする洗顔料や美容液などの化粧品が販売されるようになってきました。コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを活性化させるため、美白、シワの予防や改善、皮膚の炎症予防、発毛・増毛効果が期待できるのです。
細胞という根本から活性化できる点では、ヒト幹細胞培養液はエイジングケアにおいては画期的な美容液と言えます。再生医療を応用した美容液なのです。
