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posted by fanblog
2016年11月28日
糖質制限とダイエット・・・和食会席式食事にヒントあり
一度は試した糖質制限ダイエット
糖質制限食については、女性なら知らない人はいないでしょう。
ネットや雑誌でも特集を組んでいました。
効果の出やすい人や結果に結びつかない人、様々です。
糖質制限とカロリー制限、さらに運動と組み合わせたダイエットは、
効果が出やすいですがかなりの努力と忍耐が必要ですね。
綺麗な体型を維持する必要のある職業(モデルや女優、タレント、接客業など)
の女性にとっては、この努力と忍耐を避けて通れません。
中国では、スタイルが給料に影響することもあるようです。
一般の女性にとっては、ついつい食べ過ぎたり運動不足で
リバウンド状態になって反省しきり・・・
こんな時に、興味深い記事を見つけました。
昭和の和食と会席料理式ダイエット
和食を知り尽くした食文化史研究家の永山久夫氏(85歳)が推奨する
ダイエット方法です。
和食は旬のお魚や野菜を利用した素朴な料理です。
近年、ヨーロッパでも和食の魅力が広く認められ、老舗のレストランでも
和食の一品をコースに取り入れているところもあるようです。
永山氏は、前菜などのおかずを先に食べ、
主食のご飯を最後にいただく食べ方(会席料理式)を推奨しています。
よく噛んで食べると、満腹感もあってご飯(炭水化物)を食べる
量が自然に減って、ダイエットに効果的では?との提案です。
和食の魅力
和食には5つの魅力があります。
?@主食、主菜、副菜と栄養バランスが良い
献立の基本は「一汁三菜」。これにご飯と漬物。
汁には海産物、豆腐、野菜が使われ、味噌という発酵食材が入ります。
漬物は塩漬けや糠を使った糠漬けです。
?A低カロリーで低脂肪
欧米の肉中心の食事に比べると、低カロリーです。
?B天然の素材で出汁をとり、味付けは薄口
昆布や鰹節を使い、調味料、添加物を減らせる。
?C食材の栄養素を生で食べる
刺身や馬刺しなど、生の食材を生きた栄養素ごと摂取できます。
?D発酵食品の宝庫
味噌、醤油などの発酵調味料が主流。
この中の酵素は、炭水化物の消化を助けます。
納豆も発酵食品です。納豆菌は乳酸菌と比べると強いので、
腸内で長く活動します。整腸効果が大きいのです。
しかも、食物繊維はほうれん草の2倍と豊富です。
血液もサラサラになります。
中国の富裕層の中高年には、納豆菌の健康食品が大人気だそうです。
会席料理式とは?
会席料理では、先に料理を食べて最後にご飯が出てきます。
おおむね料理は前菜からスタートし、吸い物や煮物などの椀物、
次に刺身や膾(なます)などの向付です。
鉢肴(はちざかな)の焼き物と焼き魚、炊き合わせ、酢の物か和え物と続き、
それを全部食べ終わったらご飯となります。
*鉢肴とは、鉢(はち)に盛った酒の肴(さかな)のことです。
たんぱく質や食物繊維を先に食べる
会席料理では、おかずを先に食べるので、
たんぱく質と食物繊維が先に胃に入ります。
ある程度満腹になってからご飯とお漬物を食べることになります。
自然にご飯の量も少なくなります。
まあ、おかずが多すぎてカロリーが高すぎると問題ですが。
そこはカロリー計算で調整してください。
低カロリーのスイーツもあります。
糖質制限ダイエットも、この方法を取り入れると効果的です。
先におかず類を食べてから、最後にご飯を食べるのです。
3食の炭水化物を2食に減らす方法も
主食のご飯の量を、毎食従来の三分の二に減らす方法と、
朝昼晩の3食の内1食を抜く方法です。
朝食をパンで食べる人は、このパンを「ふすまパン」に変えると解決します。
ふすまパンは、前回にご紹介しました。改めてお勧めします。
炭水化物を食べない「糖質制限ダイエット」という方法もあります。
しかし、3食完全に炭水化物を食べないと脳の機能が低下したり、
血管が劣化しやすくなったりと問題も起こります。
お医者さんが推奨しているのは、ゆるやかな糖質制限です。
また、ゆっくりたくさん噛みながら食事をするのも大切です。
噛むことで脳の食欲中枢が働いて満腹感を感じ、
食べる量が少なくて済みます。
唾液は消化を助けるので、便秘の改善に役立ちます。
まとめ
結論的には、ゆっくり噛みながら、おかずから食べ始め、
酵素料理(味噌汁や漬物)を取り入れてご飯の量を三分の二に減らす。
朝のパンはふすまパンで代用し、イモ類やフルーツ(糖質が多い食材)は
少なめに減らすことです。
運動は欠かさずに(合計20〜30分のウオーキングなど)行い、
筋肉と骨に荷重をかけて鍛えます。
自然にダイエットが進みます。
お試しください。