韓国の福祉支出の増加率がOECDで1位、という内容の記事を見ました。
韓国すごい。福祉支出1位?
と思いましたが、よく見ると「増加率」です。
実際の支出額ではないのです。
率なので、元の数字が低ければ、「増加率」は上がります。
記事としては間違った内容ではないですが、それを見る人の受け取り方で変わります。
記事を書く方も騙すつもりはないかもしれませんが、読む人を増やすために、インパクトのある題名をつけたりします。
正しい数字を見て、正しい判断をする必要があります。
先日読んだ、「プロフェッショナルマネジャー」にも同じようなことが書かれていました。
世の中を見ていく方法は、経営の基本と同じでした。