スクアレンとは 深海ザメの肝臓からとれます。

この深海ザメの肝臓油に特殊な成分が含まれていることは、
明治39年に国立工業試験所の辻本満丸博士により発見され、
この成分がC30H50の高度の不飽和炭化水素であると判断し、
スクアル(油ザメ)科に属するサメの肝油に存在することから
<スクアレン>と名付けました。


その後、世界各国の科学者により研究され、その化学構造式は、
スイス人のノーベル賞科学者であるチューリッヒ大学の
カーラー博士により決定されました。


特徴?@

非常に特殊な原子の集まりで、他の原子と結合でき、
特に 酸素とは結合しやすい。

その結果、生体内のスクアレンは、組織に酸素を補給して、
新陳代謝を促すという作用があり体内組織の疎生に
大きな力を発揮することが分かりました。


特徴?A

この油の特徴は、凝固点が大変低く、マイナス20℃で1時間保っても透明です。

また、精製品は無色透明、ほとんど無味無臭です。



特徴?B

スクアレンは人体内、その他自然界にも広く分布していることが、
その後の研究で明確になり、このことはスクアレン及びスクワランが
人体及び化粧品基材として優れた性質を持つことの立証となっています。



自然界におけるスクアレンの存在例

A)ヒトの各組織中(mg/生体1g)


スクアレン含量
皮下脂肪 0.3
腹部脂肪 0.159
皮膚 0.1484
膵臓 0.0299
肝臓 0.0218
胆嚢 0.0091


B)植物・食品中(mg/生体1g)
スクアレン含量
オリーブ油 6.4
アボガド 0.044
ナス 0.0024
鶏肉 0.0364
パルメザンチーズ 0.0955
マグロ肉 0.014


スクワレンは、赤ちゃんからお年寄りまで誰の体内にもあります。
そして、不足してくると疲れやすくなったり、
肌がガサガサになったり、お化粧ののりが悪くなります。



スクアレンの特性

a) スクアレンは生物の体内で生化学的に合成された特異なもので
  6ヶの二重構造を有する高度の不飽和炭化水素です。
  このことは深海ザメが酸素欠乏環境に順応できる原因として、
  スクアレンの酸素補給能力を唆示します。

b) スクアレンは性ホルモン、コレステロールなど、
  ステロイドの前駆物質として周知の物質との報告がある。
  (星薬科大学 今枝博士 他)

c) スクアレンは四環性ステロイド、テルペン属と似た殺菌作用を有する。

d) 肝臓中にスクアレンを多く含むサメは、いずれも健全で
  体内の寄生物は極めて少ない。(I・Mハイブロン博士)

e) 動物体内におけるスクアレンの役割は、
  油脂類、アルコール類とは違った特殊な生理作用を営むことが
  最近の研究によりあきらかになりつつある。
  たとえば病菌に対する抵抗力を高め、アメリカではこの中間物質に対して、
  レステイムと名付け制ガン物質の開発が進められている。

f) 現代の難病とされている真菌に対する治療効果が研究されており、
  たとえばポリエン系抗真菌抗生物質アンホテリシンBと
  スクアレンとの相乗効果は有効であるとの報告がある。
  (大分医大 桑野博士他)

g) スクアレンとマクロファージの研究発表がある。(大阪大学 山村博士他)

h) スクアレンがT・Bリンパ球、マクロファージ等の免疫担当細胞を活性化することの立証。
  (北信総合病院外科医長 田中博士)

i) ヒト脂肪細胞でのスクアレンの代謝(Univ Helsinki)
  スクアレンの効用(研究、臨床事例)
  1.ガン征圧について次のような研究発表があります。
   ・国立ガンセンター化学療法部 池上哲朗博士

スクアレンの投与によって、マウスの移植ガンの肺への転移が著しく抑えられた。
・長野県厚生連北信総合病院 大熊哲汪博士

スクアレンがガンに対する免疫を強化する。
・横田良助医博

酸欠発ガン理論の発表。
・野口英世博士
 発ガン原因は酸素不足。

・ミネソタ大学 ワッテンベルグ博士の発表
 酸素の飢餓状態を防げば発ガンは抑制できる。

・星薬科大学 今枝博士他
 スクアレンの酸素吸収とその変異原性に及ぼす効果
 (スクアレンに、発ガン性物質のペンツピレンを添加、
  その変異原性の消失は酸素の共存下に起こった。)


・桑野博士他 大分医大
 制ガン剤とスクアレンを併用投与することにより、制ガン剤だけの場合より延命効果がある。

2.肝臓疾患、その他 a)肝炎患者にスクアレンを投与した結果については
  次の発表報告がある。
  (東大病院 第三内科、福岡大学医学部第一内科、国立病院医療センター 臨床研究部)

b)胃、十二指腸潰瘍にスクアレンが効果のあること、そして副作用がないという研究発表がある。
  (米国 メディカルエ  クスペリメント誌)


3.その他の総合効果

a)スクアレンはアダプトゲン作用として次の如き総合的特性を有している。
・毒性、副作用がない。
・作用が特定の臓器、器官に限らず全身にわたる障害の排除と抵抗力を増強する。
 (ストレス、過労、中毒、病原菌感染等)

・正常化の働きがある。(血圧、血糖値等)

b)外用効果(経皮作用)
 スクアレンには皮膚に塗布すると浸透性拡散性等の特性により
 皮膚を通して血液中に吸収させる経皮効果があります。

c)新しい細胞への蘇生能力を高める細胞賦活作用が大きく、
  更に抗酸化作用があるため、体内浄化(健康保持と延命)に関与し、
  便秘に効く等、体内の老廃物を取り除く働きがあ る。

d)循環器・呼気誘起疾患に有効
 〈高血圧〉スクアレンによる作用と食生活の改善が降圧効果となる。
 〈低血圧〉アダプトゲン効果と食事改善により正常化します。
 〈貧血〉 上記と同じ
 〈肺結核〉空洞の治療に結核剤との併用効果が認められる

生体内におけるスクアレンの形成は次の如き生合成によるとされています。
醋酸→メバロン酸→中間体→スクアレン→ラノステロール→
コレステロール→副腎皮質ホルモン・ステロイドホルモン


深海ザメは水面下300メートルから1000メートルの深海層に生息し、
現在分かっているだけでも50種類くらいあるが、いずれも生態・組織の面で、
沿岸・近海のサメたちには見られない大きな特徴を持っています。

その肝臓は極めて大きく、全体重の約25%を占めています。

そしてこのサメの軟骨中には大量のガン抑制物質が含まれています。

この深海ザメから採取する肝油中の〈スクアレン〉は、
スクアル科以外の科に属するサメの肝油中には、ほとんど認められず、
他の魚類肝油中には全く含まれていない独自のオイルです。

それは、深海という特殊な環境に対応するために、
高度のエネルギーを必要とするので、深海ザメの体内で
自然に作られたものと考えられます。


美容と健康にスクワレン効果の鮫肝海王



千葉真一さんからのメッセージ

僕はこれを飲むときにいつも感じることがあるんです。

「頭のてっぺんから足の先までよくめぐってくれよ。」
いつもそう思うの。いつもキレイ、サラサラ、流れが良い。
これが一番の自分の健康の元でもあるし、
そういう意味ではこれは僕にとっては必需品ですね。

飲み忘れると大変。

もう身体がドロドロしてるような気持ちになっちゃうんです。