私はTVで観ていて感じたのですが、彼は目標設定がとにかく高いですね。
「世界チャンピオン」や「アメリカ進出」をゴールに置いていない。もっと先をゴールに置いているから世界ランカーレベルでは子供をあやしてるみたいな戦いになるんですね。
ジャンプ力のものすごく高い虫、ノミをコップに入れ、そのコップに蓋をする。
するとノミはジャンプしても蓋にぶつかり続ける。
しばらくして蓋を取る。
するとノミは蓋があったところ以上のジャンプができなくなっている。
つまりノミは限界を自分で決めてしまい、もう高くジャンプすることはできなくなってしまう。
人間もノミと同じです。
数々の経験がプラスに働くことも多いですが、経験を通して「自分はここまでのレベル」と決めてしまうことが最も恐ろしいです。
例えば、学生時代の番長が大人になったら社長になる率がものすごく高いことからもわかるように、いい意味での鈍感さはあってもいいと思います。
流暢に解説していた村田諒太選手は井上尚弥選手のこういうところを見習って次戦に活かしてほしい、とファンとして強く思いました。
村田選手もとんでもなく素晴らしい選手なのですが・・・
とにかく強い！日本ボクシング界の宝！
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