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シーズンインが遅れているのか、どこも不調
2月10日の道央日本海沿岸は久しぶりの快晴に恵まれ、今回の目的地・磯谷海岸(精進川河口海岸)も波風共に穏やかな日和となった。
磯谷海岸は今年2回目の釣行で、1月6日以来ひと月ぶり。その6日はホッケは爆釣したが、目的のアメマスは見えなかった。
その時は年明けしたばかりで、まだシーズンに入っていないのでは、と気にも留めなかった。
それから1か月の間、日本海沿岸には積丹の来岸海岸や入舸漁港、浜益海岸に釣行したが、来岸海岸でのウキ釣りでアメマスをヒットさせたものの、いずれの場所でもルアーへの反応が無かった。
そうしたことから、今回の磯谷海岸は満を持しての釣行と言えよう。
札幌を午前4時に出発し、2時間ほどで現地に到着。今回の大雪で心配していた駐車場所は、除雪車の雪捨て場となっていて駐車スペースが取られていた。
その駐車場所で、日の出前だというのにすでに先客が釣りの準備をしていた。話を聞くと、アメマスが数日前にそこそこ上がっていたとのこと。
一通り情報を交換して浜に降りたが、天気予報通り風はほぼ無風で波も1メートル足らず。この季節、こんなに条件が恵まれていることは滅多にない。しかし−10℃の外気が厚い手袋を通して、指先は痺れるほどの冷たさ。
波の余り寄せない水深のありそうなポイントを選んで、最初は蛍光色のミノーを使用。遠投は利かないが、朝一では存在感を発揮できるはず。
しかし、全く反応はない。これに反応しないならば今日は難しいのでは、という嫌な予感が。続いて14センチのミノーを。前回この海岸でホッケを爆釣したルアーだ。・・・・・これにも反応はない。
そうこうしている内に、浜に3人、4人と降りて、思い思いのポイントでキャスティングを繰り返していた。まだ早い時間なのに、これだけのアングラーが訪れるのは釣果があるからだろう、と気持ちを入れ替える。が、2時間たってもアタリひとつない。それは他の人も同じようで、アタリの気配が全くない。
海岸はさらに温度が下がってたようで、沖の毛荒らしが広がっていく。これで釣果が伴えば寒さは気にならないが、我慢の限界がきた。
ひとしきり車内で暖をとり、次の場所に移動することにした。その途中、泊村の堀株港の防波堤の様子を探る。
もし防波堤の先端が空いていれば竿を出すつもりだったが、やはり先客が。そればかりか、防波堤隣の岩場にも3人のアングラーが場所を確保していた。
今日は平日だというのに、これだけの込み具合。土曜、日曜はどのような状況になるのだろうか。
泊村から積丹半島を北上して着いた先は、いつもの来岸漁港。前回の漁港横の磯場では、ルアーには釣果は無かったが浮き釣りでアメマスがヒットした。だから、そろそろルアーにも反応するのでは、との期待で竿を出した。
ただ、10時を過ぎて時間的に難しいことと、今朝の物だと思われる多くの足跡が防波堤の上に残されていた。
もともと魚が入っていないのか、ここもどんなルアーを用いてもアタリは来ない。仕方がなく、来岸漁港隣の西河海岸で竿を出すことにした。が、ここにも先客が3人ほど。
西河海岸は隣の野塚海岸と比べてサーフは狭いが、アメマスのほかシーズンに入ればサクラマスも回遊する、ショアトラウトの一級ポイント。自分のここでの釣果は、40センチ級アメマスを3匹を釣り上げたことがある。
沖に岩の点在するポイントから、ここで実績のあるジグを投入。過去の例から、魚が回遊していれば短時間でアタリがくるはず。だが、広範囲に投入しても魚の気配は感じられない。50メートルほど離れた場所で竿を振っていた先客の2人組もそれらしきアタリは来ていないようだ。
結局、西河では1時間も経たないうちに退去。そのまま帰路についた。途中の野塚海岸にも4人のフライとルアーのアングラーが熱心に竿を振っていたが、釣果はあったのだろうか。
自分の釣行だけを取り上げると、今年の道央日本海沿岸のショアトラウトは、例年同時期と比べて極めて低調だ。アメマスダービーを実施している余市のプロショップかわぐちに寄せられる釣果情報を見ても、1月初旬以降は島牧などでしかアメマスは上がっていない。
全体的にシーズンが遅れているのかもしれない。
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【このカテゴリーの最新記事】
今の状況だからこそ、色々配慮しながらの釣行をしていかないとダメなので
そういう点に気を配りながら釣行されているbukkiさんのブログは参考にさせて貰っています(^^)
流石に最近は、釣り場でも皆さん色々配慮されている方々が増えてきているので
今後の釣りのスタイルなどもいずれ確立されているのだと思っています。
今年に関しては、雪が多かったので駐車スペースなども心配で足が遠のいていました。
もしこちら方面に来られた時にでもぜひお会いしたい、いつもそう考えております。
そろそろアメマス、サクラマスも始まりますね。
自分も色々準備していますが、今年はどんな状況になるのか今から楽しみです。
AKI缶さんは地域社会のモラルを率先して守る立場にありますので、そのモラルに背くような行動は戒めておられるのでしょうね。その点で、大変申し訳なく思っております。
コロナ禍が終息すれば、それだけ早くかつてのような釣行を再開できると思いますが、まだ時間がかかりそうです。
このコロナ禍の釣人にできることは、できるだけ他人との接触を避けた釣行を実践していくかしかありません。非常に難しいことですが、それを心がけて他人に迷惑をかけないようにしていきたいと考えております。
そしていつの日か、AKI缶さんにお会いできることを願っております!
昨今の社会情勢を鑑みて一昨年1月以降遠征を控えておりますが・・・
あー、行きたいなぁ。
こちらエリアも入れるポイントが年々減ってきていて加えて釣り人の数は増加の一途。
今年はさらに閉鎖ポイントが増える予定なので、地元の誰も釣りをしていないような、
そんな場所でロッドを振ることになるかもしれません。
本日、別のブログの方へメッセージを送らせて頂きました。
お時間のある時にでもみて頂ければ幸いです。(^^)
コメントを読ませていただいて、随分熱心に釣行されていることが分かりました。
にしさんの運転している車種を覚えましたので、どこでお会いしたらご挨拶させていただきます。
お互い、寒さに負けずに頑張りましょう!
初めまして。
2月10日の夜明け前に
精進川河口で少しお話しさせて
貰ったのは自分ではないかと^^;
あの後積丹方面へ北上されたのですね。
自分は前日東積丹〜西積丹〜蘭越へ南下し
道の駅出夜を明かし夜明け前にあそこへ!
寒くて指先痛いは鼻水止まらないはで
大変でした^^;