全量売電単価は、40円からスタートし、36円、32円、29円、24円と切り下げられて、現在は21円まで下がっています。
これに伴い、パネルなどの設備費も相場下落しています。設備費が下がらずに、売電価格だけ下がると、利回りが下がって誰も設備投資しなくなるからです。
つまり、売電価格が切り下げられて来ましたが、利回りはさほど変わっていないということです。
これは、不動産における物件価格と家賃との関係とも似ており、要するに相場は効率的であるので、需給の一致する価格で落ち着くという事になります。
マイニングマシン価格と仮想通貨価格の関係も同様となります。
仮想通貨価格が下落すると、マイニングマシン価格も下げないと売れませんので必然的に下がります。
どうやら、マイニングマシン価格は実質的に半額程度になりそうですね。
マイニングと太陽光発電には1つ違いがあります。
太陽光発電は、今の21円売電単価は20年間固定されます。よって、今の安い価格で太陽光発電設備を購入しても、その後に売電単価が上がることはあり得ません。購入時から利回りが上がることはないということです。
一方、仮想通貨マイニングは、安い価格でマイニングマシンを購入しておけば、その後に仮想通貨価格が上がれば利回りが上がるのです。
安くなったマイニングマシンで、1年後には高くなった仮想通貨をマイニング!という実に夢のある世界なのです。
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