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2020年04月21日

東大で25年使い続けられている「自分の意見」の方程式 〜最強のアウトプットの作り方〜




最近、コロナの影響であまり外出できないこともありkindle unlimitedに登録し、毎日のように読書を楽しんでます?
あまりにもハマってしまい、fire HD8も購入してしまった…笑笑

なんで今まで電子書籍を食わず嫌いしてきたんだろう!!
この最初の1週間で軽く30冊は読了してる。何かもう電子書籍での読書に目覚めたのが分かる!!笑

これから少しずつkindleで読んだ本や、時にはNetflixなどのドラマ・映画についても紹介していこうと思ってます、よろしくお願いします

今回紹介するのは西岡壱誠さんの本。

自分の意見を言うのが苦手な日本人にはもってこいの1冊です(・∀・)

皆さんはまず、「意見」というものをどう定義していますか?意見というのは自分の頭で考え、アウトプットすること、と本書には書かれています。
インプットよりもアウトプットの方が学習効果が高いのは教育学的にはもはや常識。

「意見の方程式」には4つの要素が必要になってきて、これがこの本の中で最も筆者が強調している部分です。

その4つとは

?@事実
?A問題
?B自分
?C提案


です。この4つさえ抑えればしっかりとした意見が述べられる、と断言されています。

この4つを詳しく見ていくと

?@事実→客観的で根拠となるようなデータ
?A問題→どこか解決すべきポイントか?要は問題の切り口
?B自分→意見を言う自分の価値観
?C提案→?@〜?Bを踏まえ、どうすべきかを述べる


と言った感じです。筆者は東大出身なのですが、東大でずっと教えられてきたちゃんとした意見の作り方なので、信頼出来そうです。と言うかやっぱり、簡潔で分かりやすい。


そもそも穴のある意見とは何なのか?穴のある意見とは、「なぜそうすべきなのか?」と問われた時に反論出来ないものを指します。「なぜ?」という問いに答えられない意見は穴だらけである証拠。「理由」が欠け落ちているんです。

結局、「なぜ?」と問われた時に理由として回答の根拠になるのは?@の客観的な事実、データなのです。事実というのは否定出来ません。

また、?Aの問題の部分で、どういう切り口で問題提起していいか分からない人の意見は、まとまりに欠けてしまう。
事実ばかりが集まっても、問題が何なのかうまく表現出来ないと考えがまとまらない意見になってしまう。

?Bの自分の意見が弱くても何が言いたいのか分からない意見になってしまい、これらの内どれか1つでも抜け落ちているとちゃんとした意見にならない事が分かります。

日本には「言わぬが花」の文化があり、自己主張をしすぎない価値観が培われてきた。だから意見をうまく言える人が少ない。

なるほど、納得です。欧米などの人からすると、日本人は自分の意見を言わなさすぎて逆に驚かれるんそうです。

そして、感情も大きな要素になってくる。データが揃っていても、事実があっても、結局人を最後に動かすのは感情であることも多い。

この本を読んで思ったのは、日頃から自分の価値観をはっきりさせないとちゃんとした意見を作れないということ。
どんな事柄でもいいからそこに自分の感情を乗せてみる。例えばコロナ騒動で医療崩壊しそうというニュースがあったら、
それはどう対処したらいいか、自分なりに考える、とか。。。

常日頃から自分の意見を考えるような癖を付けよう!!そしてもう少し自己主張していこう。そんな気にさせてくれました。

また、アウトプットとインプットについての考え方も参考になりましたね。読んで良かった!!



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