2021年03月01日
厚生年金するくらいなら貯金したほうがましか?
サラリーマンだとそんな選択はできないのだが、これからフリーランスになる方は
厚生年金がなくなることに少々不安に思っているだろう。
では、この厚生年金どれほどのものか計算してみたので以下を参考にいただきたい。
厚生年金とは
毎月の給料×0.5481%
の金額が年間の受給額にプラスされるイメージ。
大部分のサラリーマンは2000円〜3000円の範囲ではないだろうか?
毎月じゃなく、年間2000円〜3000円プラスされるのである。
あと1か月働けば、年金の受給額が年間2000円〜3000円プラスされる。
もう少しわかり易くミクロに分解すると、 1ヶ月働くと毎月の年金が200円ほど増える 。
これがイメージわきやすいかな。
例えば給料が40万としたら。毎月の厚生年金は75000円となり、
年間基礎部分(国民健康保険)に加え、約2200円/年上乗せされる。
もう少し分解すると、
75000円の内、基礎部分は国民年金と同じ金額と考えてよいので、
16,540円
とした場合、ざっくり、58000円ほどが厚生年金部分。
毎月16,540円を20歳〜60歳までの40年間(480カ月)、保険料を全額納めた人なら
年間781,700円もらえる。(現役時代は年間198,480円の年金支払い)
単位年あたりの還元率は781,700/198,480=約3.9
一方、毎月、58000を厚生年金として20歳〜60歳までの40年間(480カ月)、保険料を全額納めた人なら
2200円×480カ月=1,056,000
年間1,056,000もらえる。(現役時代は年間696,000円の年金支払い)
単位年あたりの還元率は1,056,000/696,000=約1.5
ただ、厚生年金は会社と折半するので、還元率は2倍になると考えてよいので3.0としてよいだろう。
そもそも基礎部分だけでも、65歳からしかもらえず、それまでに死ぬとゼロ円。
障害年金などいろんな特約が付いているものの、日本には生活保護という最終兵器があるので
あまりその特約も意味がない。
基礎部分でもあまり旨味がない商品なのに、厚生年金は折半でもこれより還元率が悪い。
さらに、厚生年金は、基礎部分のような特約もほとんどない。
サラリーマンは厚生年金の半分を会社が払ってくれて、あたかもすごい得をしているように感じているかもしれないが、還元率だけでいうと、半額払ってもらっても、国民年金より不利な年金という事になる。だからと言って会社勤めしている場合は、払わないという選択肢はないので考えても無駄だが、厚生年金はそれほど投資効率が良い年金ではないという事がわかっただろう。
なお、厚生年金保険の加入者(第2号被保険者)に扶養されている配偶者は第3号被保険者と呼ばれ、自己負担なし(配偶者が加入する年金制度が負担)となっている。これを考慮するとお得だ。ざっくり言うと、会社が配偶者の基礎部分を払ってくれているイメージかな。でも、独身の場合や、配偶者が扶養でない場合(最近は共働きが多いから結構このパターンあり)この特権は消滅するだけなので、やはり多くの人にとってはイマイチな厚生年金だろう。
私が使っている DMMのFX はスワップポイントが買い・売りが同じですので、戦略の変更に迷いが生じません。
/ ハピタス 経由で買い物すれば、ネットの買い物1%キャッシュバック。
眉間のしわ。これ試す価値あると思います。 『ミケンディープパッチ』
FXTF。MT4対応で国内FX業者の中では最もスプレッドが狭くていいと思います。私も使ってます
OCNモバイル OCNモバイルONEの端末セットはコチラから!
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10570906
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック