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posted by fanblog
2021年06月26日
「ザ・トライブ」
なかなか衝撃を受けた映画だったよ。
なんと、一切セリフがない。
全ての会話は手話のみ!
こちらの想像力を試されてるみたいだわ。
でも大丈夫。全然入り込めます。
セリフがないと逆に集中するから!
街の音や草が揺れる音、
人が触れる音、服が擦れる音、
切る音、探る音、えぐる音
ノックの音などなどなど
声以外の音しかこの映画にはない。
舞台はろう学校にある寄宿舎。
一部の不良たちが構成する
グループ内で巻き起こるゴタゴタを
ものすごいアングルと演出と
ものすごい迫力で描き切っております。
なかなか爽快痛快なラストではないけれど
私は嫌いではない。
ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督は
通う学校のすぐそばに聾学校があって、
着想を得たんだって。他の作品にも題材としてあるし
とても身近な存在だったんだね。
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