クルーズ船社のパンフレットやインターネット情報を集めて
「私案」を持って、旅行代理店や過去のクルーズ経験者と意見を交換し
クルーズ船社の候補を絞り込むことが重要である。
(a) クルーズ船社の特徴を知る
各クルーズ船社や船には個性がある。
顧客層の囲い込みの過程で、従業員・船員の構成のみならず食事の中身
ショー等船上のアクテビテイに至るまで各社毎に色々な演出を凝らして
他のクルーズ船社との「差異化」を図っている。
この差異化の比較の際の目に見える主要ポイントは
“ゆとり度(スペースレーシオ)”=一人当たりの船上スペース(船客・スペース率)
・“サービスの満足度(サービスレーシオ)”=サービス面での水準(船客・従業員率)
・船上での生活空間
・施設・船上のイベント
・レストランと食事・客層(リピーター率)
・従業員
・船員の構成(国籍等)
等である。
この様な「差異化」の努力の中でクルーズ船客の間には
船社や船の「格」が認識され、
そのブランド力を基に満足感が感じられる「料金」設定がなされている。
(船「格」=「料金」。ブランド)
また、定点型のクルーズ運営会社に良く見られるのが
クルーズ旅行の船上娯楽を重視し
船上自体が巨大なテーマパーク型に成っている船もある。
クルーズ船社の特徴を基に特徴を列記すると
一般的な傾向では下記のような分類が可能であろう:」
・ラグジュアリークルーズ(周遊型でリピーターが多い)
・ファミリー指向クルーズ(カリブ海など)
・行き先優先・探検型クルーズ(探検船等。愛好家指向)
・パーティボート(短期クルーズ)
・リゾートクルーズ(バハマ周辺など)
・ ロマンチッククルーズ(帆船型クルーズ・・・タヒチなど)
・テーマクルーズ
(特定のテーマをベースにしたクルーズ・・・ダンス・オーケストラクルーズ ゲイクルーズ等など)
【このカテゴリーの最新記事】
- no image