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2017年03月16日
きなこFIP 闘病記録。どうFIPと向き合うべきか。
FIPに限らずですが治療薬がない病気と闘う上でいろいろ思った事、感じた事、FIPとはどんな病気か書いてみたいと思います。
まず、FIPとは。
・免疫が暴走して腹膜炎を起こしたり、血管の炎症を起こしたりする。
・治療薬はなく、対処療法のみ。
・まれに寛解する場合もあるが発症すると死亡する確率は非常に高い。
・腹水が溜まるウェットタイプと、神経系に影響があるドライタイプがある。
・ウェットタイプからドライタイプを併発する場合もある。
薬
・インターキャット
ウイルスの増殖を抑える
・オザグレル
抗炎症剤
・ステロイド
痛みの緩和、食欲増進、利尿作用
インターキャットでウイルスを抑制している間に猫自身の免疫力での回復を狙う。
発熱、貧血を繰り返す。
食欲がなくなると嗜好性の高い物でないとなかなか食べない。
食欲がなくなると先は長くない可能性が高い。
なんとしても、まず食べてもらう。
きなこ現在の状況
・FIPと確定してから2週間程度
(お腹に腹水が溜まってきたと思われる2月初旬位から発症していたと思う。)
・腹水が溜まってお腹が通常の2倍以上に膨れている
・発熱、貧血を繰り返している
・進行は驚くほど早い。
きなこはお腹が大きくなって2/25に病気に行きましたが、前日まで元気いっぱいに走り周っていました。
お腹が大きいだけで元気いっぱいだったのも病院に行くのか遅れた理由の一つです。
もっと早くに動物病院に行けていたら寛解の可能性はもっと高かったと思います。
・ここ2日位便秘になっている。
幸い食欲はある方で食べてくれているのですが、ウンチが出ていません。
下腹部を「の」の字にマッサージをすると便秘に効果があるそうで試しています。
あまりにも出ないと食べた物を吐き出してしまうそうです。
少しでも栄養を取っておきたいので、便秘なんとかしないと。
管理人の心理状況
・助かるなら何をしてでも助けたい
・治らないなら苦しませる治療はしたくない
もちろん同じ事を思っている方も多いと思います。
ですが、獣医さんですら治るか治らないかわからない病気なので迷います。
きなこがお世話になっている獣医さんはいい獣医さんだと思いますが、治療方がない病気だけに質問、相談しても端的な回答が帰ってきます。
例えば、食欲がなくなった場合について相談すると下記の方法がありますと。
・強制給餌
・鼻から管をいれる
・点滴
そんな感じです。
腹水が溜まったら抜く事もできます。
でも腹水を抜いた後に容態が急変する可能性もあります。
腹水には体に必要な栄養素がたくさん含まれているそうです。
なので、安易に抜いてしまうと容態を悪化させてしまう可能性があるそうです。
選択するのは飼い主で、飼い主がどういう治療を望んでいるかで、その子の未来が変わってきます。
どういった治療をするかは飼い主が決めます。
もちろん獣医さんによっても処置方針が違うと思います。
自分の希望に沿った提案とか処置をしてくれる動物病院に行くのも重要だと思います。
・ツライ治療をしてでも最後まで諦めないか
・ツライ治療はせずに穏やかに自然に任せるか
・またはその中間位か
今、管理人の思っている事
管理人が今考えているのは中間位かもしれません。
・きなこの食欲があるうちは希望をすてない。
・インターキャット、オザグレル、ステロイドの投薬は行う。
・強制給餌は嫌がるので悩み中
今は食欲があるので、いざ食欲がなくなった時はどうするか悩みます。
少ない希望ながらどこまで治療をおこなうか。
時間は待ってくれません。迷います。
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絶大な効果があるそうです。
勉強になりました。
貴重な情報をありがとうございます。