平日の明洞は若者と日本人だらけ。
昼間からお買い物に燃えるのは、若年層と観光客なのです。
買い物に縁がない身としては、サングラスの注文に満足して、撤収。
ブランドショップやブティックが並ぶ通りは以前よりもキレイになっていて、
渋谷や原宿と遜色ない。
前にも増して日本語の表示が増え、
さらには「アヤシイ」日本語が減った。
ヘンな日本語はモチロン、「う」と「ラ」を取り違えたもの、「ぬ」と「め」が違ったものなど、
抱腹モノがめっきり減り、笑えるシーンが減ってしまったのは残念でもある。
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東大門の問屋街を歩く。
地下鉄の駅名にもなっている「東大門スタジアム」は老朽化のため、更地になっていた。
かつて日本統治時代に建設された野球場、というので年代ものだ。
WBCで韓国チームの決勝進出が決まり、紙面をにぎわしていた。
街頭の売店に並ぶ新聞は、鮮やかなライト・ブルーのユニフォームに彩られている。
夕方になり、その対戦相手が日本に決まると、今度は濃紺のユニフォームが紙面を埋めていた。
宿で働いていたニイチャンの話を聞くと、韓国も国内リーグは人気がないらしい。
これは野球、サッカー共に同じような状態で、「代表チーム」だけ、熱狂的に人気が高いらしい。
日本とまったく似た状況。
「これで国内の野球人気も戻るかなあ」宿のキッチンでボソリとつぶやいていて言葉が印象的。
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東大門はフシギな場所で、アメ横を巨大化したようなエリア。
靴や服、繊維、といった物を扱う問屋が軒を連ねる。
地方からの買い付けに応じる店がならんでいるが、モチロン小売もしてくれる。
大きな荷物を抱えた行商やバイクのリアに荷物をたくさん積んだ買い付けの人などが朝から晩まで動いている。
東大門スタジアム前にある大きなビルは、小さな小売店がギッシリはいったテナントビル。
似たようなビルが軒を連ね、なかには驚くほどの数の小さな店が密集している。
スーツから、カジュアル、下着、子供服まで、ありとあらゆるアパレル製品が集う。
以前、一緒にきた友達が「子供服が異常に安い」と興奮していた。
スーツもバカ安らしく、オーダーメイドなのに破格の金額で翌日には仕立ててくれる。
スーツ・ファクトリーなんて安売り店が出没する以前の話しだから、
「飛行機代払っても、コッチで作ったほうが安いかも」と友達は2着あつらえていたっけ。
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買い物への意欲が湧かないまま、ブラブラ歩き続けた。
観光客って、買い物しないとけっこう時間を持て余すものだなあ、などと思いながら。
写真1;東大門の問屋街で売られていたびみょ〜な「タグ」。
写真2;明洞ではTVの取材も多く見かける。
写真3;電器の問屋街も。
写真4;問屋街で活躍する背負子さん。
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