冬場など、空気中の湿度が50%以下になると、角層の水分が急激に蒸発しやすくなります。
肌がつっぱるなどの自覚症状があらわれてきたときには、肌の水分はわずか10%以下になっていることもあります。肌から水分がなくならないようにするのが保湿の役割です。
人間の肌にはもともと水分を維持するしくみがある
人間の肌にはもともと水分を維持するしくみが備わっていますが、その機能は加齢とともに低下するので、それを補ってあげるのが、保湿の目的です。
化粧水を与えているだけでは、蒸発してしまうので、保湿にはなりません。乳液でフタをすればいいというわけではなく、それも間違いです。じつは油分の保湿力はさほど高くはありません。
本当の保湿とは、体の外から水分を取り入れるのではなく、体の内側から湧き出る水分を肌の中で保ようにサポートすることです。
保湿に対する間違った常識
- 肌がかさつくときは 化粧水 をたっぷりつける
- 化粧水はシートマスクで肌にじっくり浸透させる
- 化粧水が蒸発しないように 油分 でフタをする
- テカリ・ニキビ肌なので保湿は省略してもよい
- 肌のうるおいを逃がさないように洗顔料は しっとりタイプ を選ぶ
次の章で保湿の決め手をお伝えします。今一度、保湿について見直してみましょう。
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