録画していたのにリアルタイムで観てしまった……。
内容としては、難聴者は周囲とのコミュニケーションが取りづらく、またそのことから本人も周りに悪いと感じて更にコミュニケーションを取りづらくなる。
そこで難聴者に対する通訳(手話、手記)サービスを行なっているNPOの活動紹介でした。湯川氏はその利用者の一例としての出演です。
(動いている)湯川氏本人を観たのは初めてだったので、実在したんだ、という感想が真っ先に思い浮かび、こうしたサービスを利用している立場の人(普段はコミュニケーションに苦労している人)がDORAKENで何かを発言すると周りから(マイナスの内容だろうと)何かしら返ってくる、というのは単純に嬉しいことなんだろうなぁ、と思いました。
ちょっとだけ生暖かい目で見れるようになった気がします。だからといって何をやってもいい(いわゆる障害者様)というわけではないですけども。
NPOの活動自体は難聴者にとって役立つものだと思います。
NPOは市役所に対して「私的利用に関しても行政から通訳者の派遣を行なってほしい」という要望も出していましたが、なかなか難しそうですね。
要望していた家族の話し合いに通訳者を派遣する、というのは事前に話し合いに参加する人全員から通釈者が参加することへの同意書を取っておけば実現不可能なことではないと思いますが……プライベートな話になるし、同意書を取っていたとしても何かあった時のことを考えると行政としては動き辛いでしょうね。
また、別の視点から手記(PC入力)による通訳のサービスはパソコンの大先生の仕事(社会復帰)として向いているんじゃないかと思いました。
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