明治から大正にかけての英文学者で京都帝国大学教授だった人、当時のアメリカでの印象記の一部です。
抜粋して紹介します。
(中略)
殊に17世紀頃の英国からの移住者には門地高く、教養もあり学問もある人が多かった。・・・・
シカゴやニューヨークやワシントンはただ僅かに米国の一面を語るに過ぎない。
ボストン郊外のケンブリッジ・コンコード、さてはまた清教徒に最も縁の深いセーレムの町などを訪うて、はじめて米国文明の奥に潜む理想主義の面影を見ることができるのだと私は、その時しみじみ感じた。
と書いています。
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