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2014年08月10日

8日に454円値下がりした日経平均 東京市場は過剰反応?





株式投資をやっているので投資や日々のマーケットについて書いて行くつもりです。

早速ですが、先週末の東京市場は大きな下落になりましたね。今月に入ってから東京市場は下向きで調整基調になっていました。それでも8日(金)の日経平均14778.37円(−454.00円)は予想外の下げ方でした。
オバマ大統領がイラク北部での限定爆撃を承認というニュースがきっかけで下げ幅を拡大しました。
ただ、8日夜の米国市場は値上がりしてダウ平均は185.66ドル高の16553.93ドルでした。
東京市場の反応が過剰だったと言えそうです。円建てシカゴ日経平均先物は15010 円(+250円大証終値比)なので明日の東京市場は大幅反発を期待したいものです。

8日の東京市場が大きく下げた背景として、8日が決算発表のピークであり、週末でもあったことが関係あると思います。引け後にも決算発表を多く控えている上に週末ですから買いポジションを縮小する動きが出たのでしょう。
さらに下げ幅が大きくなったので追証を回避するための売りも出たと思います。
日経平均は200日移動平均や75日移動平均、13週や26週移動平均もことごとく下回ったので警戒感が高まったのはしかたなかったでしょう。ところが、TOPIXを見ると、200日移動平均線まで下がっていませんでした。この辺が少数の値嵩株の動きに連動しやすい日経平均の泣き所です。引け後にソフトバンクが減益決算を発表することも予想されての下げだったのかもしれませんが。

8日の下げを別にすると、日経平均は15000円を下値にして、いずれは昨年末高値の16320円を更新することが期待されます。ただし、今月の下落で、年末高値更新は少し先送りになったのかもしれません。しばらくは15000円を値固めする必要はあるでしょう。
それに、海外市場もまだ心配です。例年、夏から秋は波乱含みの相場になりやすいものです。今年はアメリカの中間選挙(11月)や日本の消費税の増税判断(12月か)などがあって株式投資のタイミングが一段と難しいですが、基本的にはアベノミクス相場が崩れるまでは着いて行きたいと思います。
例年の傾向からも秋に仕込んで来年に向けての株価の上昇を期待したいというのが基本的な考えです。

目先については8月13日に発表される日本の4−6月期GDPで相場がどう動くか気になります。4−6月GDPはかなり落ち込む予想が多いです。月齢では11日は満月でもありますし、11日から13日は目先の変化のタイミングなのでしょう。反発に向かうのかいなか。
もっと大きく見れば、日経平均は14500円あたり〜15500円あたりでのもみ合い相場と言えるでしょう。もうしばらくは、これが続きそうです。8日の動きがイレギュラーなら15000円〜15500円あたりです。14950円あたりに200日移動平均線があるので、この上で推移してほしいものです。8日に試した26週移動平均線も大事ですね。

話がまとまりませんでしたが、今回は初日なので、この辺にしておきます。一個人投資家として日々、思うことや気づいたことを書いて行くつもりです。





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