時期的な下げ要因と外部環境

円建てのシカゴ日経平均先物の終値は15585円でした。安値は15370円でした。シカゴ日経平均先物で見ると高値から約1000円下げて8月上旬の下げの値幅に近くなりました。
10月は11月末のヘッジファンドの決算前の売りが出やすい時期と言われています。昨年は10月7日が安値でそこから10月下旬の決算発表を経て値固めして11月から株価は上昇トレンドに戻りました。
同様の動きとすれば来週の8,9日あたりで底打ちできるのか、あるいはファンドの45日前ルールの売りが出ると15日前後が目途になる可能性もあるでしょう。アメリカの決算発表は日本より早く来週からです。
今の相場の懸念材料として香港の問題もあります。この影響がどうなるか、しばらくは注意した方がいいと思います。
10月は底打ちを確認して次の相場のスタート地点になることが望まれます。









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2014年10月03日

13週移動平均線をサポートにするかどうか

今日の日経平均株価は前場では昨日の終値前後でのもみ合いで、後場になると少し下げ幅を広げました。しかし、日銀の黒田総裁の発言が好感されたのか切り返して高値引けでした。今日の安値は15559.07円で、日経平均株価は13週移動平均線15561.37円から反発したことになります。まだテクニカル的なリバウンドに過ぎないでしょう。相場の懸念材料が軽減したわけではありません。
来週からアメリカの決算発表が多くなります。また、8日にはFOMC議事録要旨の公表があります。決算やFOMC議事録に対する米国株や為替の反応が来週の注目です。それによって8,9日あたりで目先の変化が出る可能性があります。
中期的な視点では今月下旬からの国内企業業績も確認して次の上昇トレンドへの準備をじっくりと考える10月になるのではと思います。
来週10日はSQなので、翌週からの日経平均の方向も注目点です(15日前後も変化日です)。SQ値を上回って推移すれば、しっかりした相場になる可能性があります。











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