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2014年10月17日
「まだはもうなり」になるか?
後場も日経平均株価やTOPIXは下げて日経平均株価は14529.03円まで下げました。出来高は昨日に続いて多く、日経平均先物の出来高も2月4日の1801028枚に次ぐ165027枚出来ました。騰落レシオは69.42%に下がりましたし、そろそろ一旦のリバウンドがあっておかしくないと思います。ただ、そういう売られ過ぎの指標が出ている中で外国人投資家の売りが続いている点は注意すべきことでしょう。耳にする話ではまだ下げ相場の入り口という声もあるようです。
今日の日足の形は下方に放れた位置での陰線2本並んだ怖い形です。一旦は株価が戻ってもその後に更に下げる可能性がある形だと思います。最近、よく言われているように世界景気の悪化が現実である場合はまだまだ株価は下げることを想定には入れておくべきでしょう。世界景気については実際のところはわかりません。
目先は一旦のリバウンドを期待して、リバウンドしても再び安値を切るような下げになる場合は警戒しないといけないでしょう。どういう形になるにしても調整期間はまだつづくと思います。
為替はドル円で105円台をつけて下ひげになっています。105円を割れるかどうかもポイントだと思います。105円を割れる場合は103円台を待ちます。
個別株には意外と強い動きがあります。今日はニュースのあったリニア新幹線関連などが強かったです。中小型の個別の動きから底打ち感や上昇トレンドの動きが徐々に増えるとありがたいです。マザーズ指数が底打ちするかも注目ポイントです。日経平均株価に先行して下げたので先行して底打ちする可能性があります。
日経平均に影響があるのはNYダウなど米国株式ですね。ここが下げ止まらないと反発するのは難しいです。
日柄では今週で下げ止まらない場合、月末29日前後が次の目途なので、そこまで弱い展開になる可能性があるでしょう。
今日の日足の形は下方に放れた位置での陰線2本並んだ怖い形です。一旦は株価が戻ってもその後に更に下げる可能性がある形だと思います。最近、よく言われているように世界景気の悪化が現実である場合はまだまだ株価は下げることを想定には入れておくべきでしょう。世界景気については実際のところはわかりません。
目先は一旦のリバウンドを期待して、リバウンドしても再び安値を切るような下げになる場合は警戒しないといけないでしょう。どういう形になるにしても調整期間はまだつづくと思います。
為替はドル円で105円台をつけて下ひげになっています。105円を割れるかどうかもポイントだと思います。105円を割れる場合は103円台を待ちます。
個別株には意外と強い動きがあります。今日はニュースのあったリニア新幹線関連などが強かったです。中小型の個別の動きから底打ち感や上昇トレンドの動きが徐々に増えるとありがたいです。マザーズ指数が底打ちするかも注目ポイントです。日経平均株価に先行して下げたので先行して底打ちする可能性があります。
日経平均に影響があるのはNYダウなど米国株式ですね。ここが下げ止まらないと反発するのは難しいです。
日柄では今週で下げ止まらない場合、月末29日前後が次の目途なので、そこまで弱い展開になる可能性があるでしょう。
2014年10月16日
反発力は見られず
今日の高値は朝の14807円、安値は14672円でした。終日この間で推移して14700円台でもみ合いでした。窓が5つ空いて、25日移動平均からの乖離が−7%近いにもかかわらず反発力がないのは気がかりです。
14700円台は8月8日安値水準ですが、TOPIXは8月安値を割り込んでいます。私は昨年6月安値からトレンドラインを重視したいと思います。今日の日経平均はそのトレンドラインで下げ止まっていました。明日以降はここを割り込むのか注目します。夜間の日経平均先物は14500円割れがあったので、それくらいは許容しないといけないのかもしれません。ただ、14500円を割り込んでしまう場合はトレンドライン割れと見ます。
今の株価が下落の本当の理由が世界的な景気悪化であったり、エボラ出血熱の世界的な流行を織り込むものであるなら株価は更に下落すると考えるべきだと思います。
そうではなくて景気やエボラは軽微でファンドの期末に関わる売りであるなら14500円水準を保ってほしいと思います。
この結果はどうなるかわかりませんから株価が下げ止まって海外市場も落ち着くのを待つべきだと思います。
幸い今日は中小型株の一角が堅調でした。何もかもが崩れたわけではないと思います。
世界景気という視点ではドイツのDAX指数の下げを警戒する意見はあります。海外株式が下げ止まらない場合は要注意です。
14700円台は8月8日安値水準ですが、TOPIXは8月安値を割り込んでいます。私は昨年6月安値からトレンドラインを重視したいと思います。今日の日経平均はそのトレンドラインで下げ止まっていました。明日以降はここを割り込むのか注目します。夜間の日経平均先物は14500円割れがあったので、それくらいは許容しないといけないのかもしれません。ただ、14500円を割り込んでしまう場合はトレンドライン割れと見ます。
今の株価が下落の本当の理由が世界的な景気悪化であったり、エボラ出血熱の世界的な流行を織り込むものであるなら株価は更に下落すると考えるべきだと思います。
そうではなくて景気やエボラは軽微でファンドの期末に関わる売りであるなら14500円水準を保ってほしいと思います。
この結果はどうなるかわかりませんから株価が下げ止まって海外市場も落ち着くのを待つべきだと思います。
幸い今日は中小型株の一角が堅調でした。何もかもが崩れたわけではないと思います。
世界景気という視点ではドイツのDAX指数の下げを警戒する意見はあります。海外株式が下げ止まらない場合は要注意です。
14500円を下限にできるか?
15日のNYダウは460ドル下げて15855ドルまで下げました。そこから少し戻して終値は16141.74ドルでした。シカゴ日経平均先物の終値は14670円で、大証夜間の日経平均先物は14480円の安値がありました。14500円では下げ止まってほしいところです。これを割り込むと14000円を試す可能性が出て来ます。
セリングクライマックスのような動きになるのかもしれませんが、しばらくは底打ちから値固めをするのを待つ相場になると思います。底打ちしても値固めのもみ合いが続くのではないでしょう。
エボラ出血熱の問題もありますし、世界的な景気悪化の懸念が出ているので欧米とともに日本政府や日銀が景気対策のための政策を打ち出す必要があるでしょう。政策が出ないと底打ちしにくいかもしれません。
米国株式については29日のFOMCまで弱い可能性があります。そのあたりは日柄でも変化にあたります。
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2014年10月15日
ひとまず反発
今日の日経平均は15000円に載せて始まったものの上値が重く、前引けにかけては弱い動きでした。昨日の安値を少し下回る場面がありました。前引けのまま終わってしまうと日足の形は警戒を要するものでしたが、後場は切り返して137円高になりました。日足が陽線になって少しほっとしました。
しかし、日足チャートを見るとわかるように200日移動平均線が15119円にあって昨日と今日の上値抵抗線になっています。この状態が数日続くと200日移動平均線が上値抵抗線になって調整相場が長くなることが考えられます。
今日の反発力を見てもまだ油断できないと思います。今週から来週はアメリカの決算発表が多いので、それによって株価は上下にぶれる可能性はあるので今後は日経平均株価が徐々に下値を固めること、そして、早く200日移動平均線の上に戻ることを確認したいです。それらを確認してから買いポジションを持っても良いのではと思います。今は打診的に少し買う程度にしておきます。まだ何度かダメ押し的な下げはありそうです。
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しかし、日足チャートを見るとわかるように200日移動平均線が15119円にあって昨日と今日の上値抵抗線になっています。この状態が数日続くと200日移動平均線が上値抵抗線になって調整相場が長くなることが考えられます。
今日の反発力を見てもまだ油断できないと思います。今週から来週はアメリカの決算発表が多いので、それによって株価は上下にぶれる可能性はあるので今後は日経平均株価が徐々に下値を固めること、そして、早く200日移動平均線の上に戻ることを確認したいです。それらを確認してから買いポジションを持っても良いのではと思います。今は打診的に少し買う程度にしておきます。まだ何度かダメ押し的な下げはありそうです。
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一旦は反発を期待するが
14日のNYダウは一時142ドル高しましたが、引けにかけては失速しました。米国株式と日本株はともに200日移動平均線を下回っていて、このまま200日移動平均線が上値抵抗になると調整相場が長期化する可能性があります。今週中にも反発力を見せられない場合は要注意だと思います。
今朝のニュースではインテルが決算発表をして時間外取引で値上がりしています(8:15時点では1.93%値上がり)。これを受けて今夜の米国株式が反発するとすれば今日の日経平均は少しリバウンドできるのでしょう。
しかし、中期的な底打ちにつながるかはわかりません。日本や欧州などの景気に下振れリスクがあるので、それを織り込む相場になる可能性があります。日欧の中央銀行の追加金融緩和や政府による景気対策が出ないと株価は上がりにくそうです。
また、今月24日以降の国内の企業決算発表も材料になると思います。ここで好業績を確認できるかどうか。
目先で株価がリバウンドしたとしてもまだ警戒感が残る相場が続きそうです。200日移動平均線をサポートしたり、ダメ押しがあっても前の安値を下回らずにしっかり反発することを確認してから買い出動しても遅くないでしょう。
日本株の株価指数はいずれも昨年6月安値からのサポートラインの上にあります。日経平均株価ではラインが14600円くらいでしょうか。このラインを割らないことが大事だと思います。目先は14500−15500円くらいのレンジ内で値固めする可能性も考えられます。
今週で底打ちできない場合は今月末にかけて弱い可能性があります。
今朝のニュースではインテルが決算発表をして時間外取引で値上がりしています(8:15時点では1.93%値上がり)。これを受けて今夜の米国株式が反発するとすれば今日の日経平均は少しリバウンドできるのでしょう。
しかし、中期的な底打ちにつながるかはわかりません。日本や欧州などの景気に下振れリスクがあるので、それを織り込む相場になる可能性があります。日欧の中央銀行の追加金融緩和や政府による景気対策が出ないと株価は上がりにくそうです。
また、今月24日以降の国内の企業決算発表も材料になると思います。ここで好業績を確認できるかどうか。
目先で株価がリバウンドしたとしてもまだ警戒感が残る相場が続きそうです。200日移動平均線をサポートしたり、ダメ押しがあっても前の安値を下回らずにしっかり反発することを確認してから買い出動しても遅くないでしょう。
日本株の株価指数はいずれも昨年6月安値からのサポートラインの上にあります。日経平均株価ではラインが14600円くらいでしょうか。このラインを割らないことが大事だと思います。目先は14500−15500円くらいのレンジ内で値固めする可能性も考えられます。
今週で底打ちできない場合は今月末にかけて弱い可能性があります。
2014年10月14日
底打ちして欲しい水準ですが・・・
今日の日経平均株価は200日移動平均線を割り込んで15036円で寄り付き、前場の安値は9時台前半の14939円でした。昼にかけては下げ幅を縮めましたが、後場は下げ幅を広げて朝の安値を下回って引けました。終値は14936.51円でした。出来高はSQだった10日に迫り多かったのですが、底打ちになるかはまだ判断できません。やはり米国株式が底打ちして大幅反発を見せるような展開にならないと買いにくそうです。今日は終値で200日移動平均線を下回ってしまったことも買いよりは売りの見方にさせやすかったと思います。
日柄からは明日あたりは変化の可能性があります。明日から反発しても良いでしょうし、明日が安値でも良いと思います。
8月8日安値をTOPIXは既に下回りました。日経平均も一旦は8月8日安値14753円を試して、そこから明確な反発を見せてほしいと思います。
一旦はリバウンドしたとしても、200日移動平均線を数日中に上回れないで上値抵抗にしてしまう場合は調整期間が長くなることを覚悟しないといけないでしょう。
ここまで下げたので底打ち後も底値を確認するための時間がしばらく続くのではないしょうか。今月下旬から始まる来月にかけての決算発表で業績を確認しながら下値固めしてほしいです。
日柄からは明日あたりは変化の可能性があります。明日から反発しても良いでしょうし、明日が安値でも良いと思います。
8月8日安値をTOPIXは既に下回りました。日経平均も一旦は8月8日安値14753円を試して、そこから明確な反発を見せてほしいと思います。
一旦はリバウンドしたとしても、200日移動平均線を数日中に上回れないで上値抵抗にしてしまう場合は調整期間が長くなることを覚悟しないといけないでしょう。
ここまで下げたので底打ち後も底値を確認するための時間がしばらく続くのではないしょうか。今月下旬から始まる来月にかけての決算発表で業績を確認しながら下値固めしてほしいです。
リバウンドは近いか
13日のNYダウは223.03ドル安の16321.07ドルで6か月ぶりの安値ということです。シカゴ日経平均先物の終値は14835円でした。もし日経平均株価が14800円台に下げると200日移動平均線を割り込みます。8月8日の安値にも接近することになります。25日移動平均線からの乖離率は10日の終値時点で−4.8%だったので15000円を割れると−5%を超えるでしょう。通常は一旦はリバウンドしておかしくありません。日柄からも15日前後は変化日です。今週が安値になって反発できるかは注目です。
ただ、注意点としてはNYダウは高値からの下げ率がまだ−5.5%程度です。日経平均は−10%を超える程度ですが、QE1やQE2の後の下落率はもっと大きくなりました。当時は他の要素もあったので今回も同様になるとは言えませんが、今週から反発したとしても中期的な底値になるかはしばらく観察が必要だと思います。おそらく2番底や3番底のような形でダメ押しが11月にかけてあるのではないかと思います。
ただ、注意点としてはNYダウは高値からの下げ率がまだ−5.5%程度です。日経平均は−10%を超える程度ですが、QE1やQE2の後の下落率はもっと大きくなりました。当時は他の要素もあったので今回も同様になるとは言えませんが、今週から反発したとしても中期的な底値になるかはしばらく観察が必要だと思います。おそらく2番底や3番底のような形でダメ押しが11月にかけてあるのではないかと思います。
2014年10月10日
8月13日から14日の窓埋め
今日の日経平均は、前場は15300円を挟んだもみ合いでした。後場はレンジが下がって15200円台での動きでした。TOPIXは200日移動平均線に届き、日経平均株価は8月13日と14日に空けた窓を埋めました。TOPIXは8月安値に近付きましたし、今日までは日経平均は26週移動平均線で下げ止まっています。この辺で底打ちしてほしいところです。
気になる点はマザーズ指数やJQ指数が8月安値を下回ったことです。長期視点で1年、2年の動きでは大きな保ち合いの範囲内なのですが、ここ半年ぐらいのスパンで見ると崩れて来ている印象です。
日本株が底打ちするかどうかは外国人投資家にかかっているでしょう。米国株式の動向とファンド筋の換金売りが止まるか情報を集めたり観察して待つ段階です。来週15日あたりで止まるのか、まだ止まらない場合は月末を待つことになります。調整が長引いても株価が一方的に下げ続けるわけではないでしょう。しかし、相場の基調としては今月下旬の国内の決算発表や29日のFOMCまでは調整基調が続く可能性を考えておくべきだと思います。
もしも日経平均が今週で下げ止まらないでもう一段下げる場合は8月安値とか15000円前後や14500円前後が目途になるかもしれません。
気になる点はマザーズ指数やJQ指数が8月安値を下回ったことです。長期視点で1年、2年の動きでは大きな保ち合いの範囲内なのですが、ここ半年ぐらいのスパンで見ると崩れて来ている印象です。
日本株が底打ちするかどうかは外国人投資家にかかっているでしょう。米国株式の動向とファンド筋の換金売りが止まるか情報を集めたり観察して待つ段階です。来週15日あたりで止まるのか、まだ止まらない場合は月末を待つことになります。調整が長引いても株価が一方的に下げ続けるわけではないでしょう。しかし、相場の基調としては今月下旬の国内の決算発表や29日のFOMCまでは調整基調が続く可能性を考えておくべきだと思います。
もしも日経平均が今週で下げ止まらないでもう一段下げる場合は8月安値とか15000円前後や14500円前後が目途になるかもしれません。
もうはまだなり まだはもうなり
2014年10月09日
8月以来の75日移動平均線割れ
朝はNYダウの大幅反発を好感して値上がりして始まりました。しかし、TOPIXが前場の内にマイナスに転じて、日経平均株価も追随するように後場からマイナスになりました。そのまま反発力を見せることなく引けにかけて下げる形でした。今月に入って2,3度見られた後場に弱い展開でした。
その結果として日経平均株価は昨日は下げ止まった75日移動平均線や13週移動平均線を下回ってしまいました。これは8月第2週や第3週以来です。8月の場合はそこから反発を見せましたが、今の相場は外部環境も含めて直ぐに反発力を見せるのは難しいのかもしれません。世界の景況感に懸念が高まっています。国内の景気も消費税増税の影響がまだ続いています。これを払拭するには企業決算が良好なことを証明する必要があるでしょう。今月下旬以降の決算発表に期待したいです。
日経平均株価は米国株式の下落が止まれば下げ止まると思うので少し時間をかけてもみ合って下値を固めてほしいと思います。
その結果として日経平均株価は昨日は下げ止まった75日移動平均線や13週移動平均線を下回ってしまいました。これは8月第2週や第3週以来です。8月の場合はそこから反発を見せましたが、今の相場は外部環境も含めて直ぐに反発力を見せるのは難しいのかもしれません。世界の景況感に懸念が高まっています。国内の景気も消費税増税の影響がまだ続いています。これを払拭するには企業決算が良好なことを証明する必要があるでしょう。今月下旬以降の決算発表に期待したいです。
日経平均株価は米国株式の下落が止まれば下げ止まると思うので少し時間をかけてもみ合って下値を固めてほしいと思います。