エミネム主演の映画『8 Mile』などで、日本でも注目を集めたフリースタイル(即興)のラップバトル。『BAZOOKA!!!高校生RAP選手権』などの影響もあり、若い“バトルMC”が増えているが、バトルMCを生業とすることは非常に難しく、「ラップで立ち直ろう!」「ラップで生きて行こう!」と夢を描く少年たちの未来は、決して明るくないのが現状。
同番組では、そんな若きラッパーたちが夢をつかむためのチャンスの場となり、日本全国のフリースタイルラップの猛者が、毎回5人のスゴ腕ラッパー=“5人のモンスター”たちに挑みかかり、即興ラップのうまさを競い合う。
メインMCは、日本のヒップホップシーンを牽引してきたZeebraが担当。
この新番組について、Zeebraは「フリースタイルバトルの結果と音源リリースの結果は必ずしも比例しない。
なぜなら、バトルに求められる要素と楽曲に求められる要素は違うから。
『高校生ラップ選手権』で若い子を焚き付けた身としては、もっとバトルに特化したメディアを作ることによって、バトラーとして食べていける道筋を作る必要があると思い、かねてからトーナメント制以外でもっとショーアップ出来る企画がないものかと考えていました」とコメントを寄せている。
バトルルールだが、挑戦者は、5人のモンスターの中から、ひとりずつ勝負していき、5人勝ち抜きを目指す。対決は、8小節×2ターンの3ラウンド制。
5人の審査員(=プロのラッパー&著名人)がジャッジし、先に2勝した方が勝利となる。
挑戦者は1人勝ち抜くことに賞金をゲットできるが、次に挑戦して負けた場合、その賞金は無効となる。
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