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2023年10月05日

2023年10月3日、アメリカ議会下院でケヴィン・マッカーシー議長の解任動議が可決




解任動議を提出したのは共和党内の保守強硬派の議員で、マッカーシー氏が下院議長に選出された際に約束した大幅な歳出削減などに向けて動かず、当面の予算執行を続けるための「つなぎ予算」を成立させるために民主党に譲歩したとする主張が理由です。

解任動議には共和党議員8人と、与党・民主党議員208人全員が賛成しました。

マッカーシー氏は解任後、記者会見で「誇りと達成感、そして前向きな気持ちを持って議長職を退く」と述べ、議長に再び立候補する考えはないことを明らかにしました。

共和党は来週11日に後任の議長を選出するための投票を行うことを目指していると伝えられています。

今回の解任動議の可決は、共和党内の保守強硬派の台頭と、党内の対立が深刻化していることを示すものであり、今後のアメリカ政治にも影響を与える可能性があると考えられます。

また、ウクライナへの軍事支援をめぐる予算の審議にも遅れが出る可能性があり、懸念されています。


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