「チェキ」フィルムの品薄が話題に アイドルイベントには欠かせない必需品
2023年10月21日 14時25分日刊ゲンダイDIGITAL
記事まとめ
インスタントカメラ「チェキ」のフィルムが、品薄になっていることが話題になっている
アイドルイベントには欠かせないが、今年に入ってから、品薄が顕著になり、欠品が増加
アイドルと接触できるコミュニケーションツールとして、チェキはなくてはならないとか
“推し文化”の必需品「チェキ」フィルムが品薄に…アイドルの貴重な収入源が大ピンチ!
2023年10月21日 09時26分日刊ゲンダイDIGITAL
(チェキフイルムが品薄(C)日刊ゲンダイ)
アイドルイベントには欠かせない、インスタントカメラ「チェキ」のフィルムが、品薄になっていることが話題となっている。今年に入ってから、品薄が顕著になり、店頭で欠品が増えているという。
「チェキ」は富士フイルムが1998年に発売。専用のフィルムを使用し、撮った写真がその場で印刷できる。同社の広報担当者は日刊ゲンダイにこう話した。
「チェキシリーズは現在、欧米、中国、東南アジア圏など、世界100カ国以上で展開しております。現在、売り上げの9割は海外なんです。新シリーズのデバイスを投入したことなどもあり、世界的に需要が増加しています。2019年度、20年度は売り上げは下がりましたが、おかげさまで21年度から回復に転じ、22年度はシリーズ全体が過去最高の売り上げになりました」
背景には、コロナが落ち着き、人との交流が回復したこともあるだろう。国内も同様で、さらに、中止となっていたアイドルのイベントなどが復活してきたことも、需要回復の一端を担ったに違いない。
■家電量販店も在庫ゼロ
(日刊ゲンダイのプレゼントでも大人気(C)日刊ゲンダイ)
都内の家電量販店に行ってみると、確かにかなりの種類があるチェキフィルムの店頭在庫はすべてゼロ。「入荷待ち」となっていた。店員の話。
「半年くらい前から品薄が始まりました。これからハロウィーンなので注文することもできますが、入荷が間に合うかはわかりません」
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