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2023年12月05日

 投資で勝つために (1801)大成建設 1年で儲けたか 父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え 」


株式投資の企業別年間リターン解説シリーズ
2023.12.02 13:10 公開
執筆者LIMO編集部
監修者石津 大希




https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3TCZ0O+7OUL2Q+1IRY+25KCOX





metamorworks/shutterstock.com

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目次
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1. 大成建設(1801)の配当金のリターンはいくらか
2. 大成建設(1801)の株式投資のリターンはいくらか
3. 大成建設(1801)に今後も注目
参考資料
株式を購入する際に、皆さんが気にするポイントは何でしょうか。

それぞれの人によって、株式を購入する理由は異なると思います。例えば、「その会社の商品を愛用しているから」とか、「経営哲学に好感が持てるから」といった理由です。しかし、多くの人が気にするのはやはり「リターン」ではないでしょうか。

株主優待や配当は、リターンを実感しやすい要素かもしれません。しかし、株価は市場の動向や企業の業績に影響を受けて変動し、リターンに大きな影響を与えます。


株式投資を行う場合、株価の上昇や下落には細心の注意を払っておく必要があります。

そこで今回は、大成建設(1801)について、「1年前に100株を買った人の、本当のリターン」を振り返っていきます。

大成建設の直近の株価推移(終値ベース:円)


出所:各種資料をもとに筆者作成

すべての画像を見る(2枚)
それではまず、配当金について見ていきましょう。

※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数など全て遡及修正して株価を調整しています。※記事中で記載の株価は全て終値となっています。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

1. 大成建設(1801)の配当金のリターンはいくらか
大成建設の株式を1年前に買い、持ち続けたとすると、2023年3月期の期末配当と2024年3月期の中間配当を受け取ることができます。


出所:大成建設「2024年3月期 第2四半期決算短信」
なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。

今回の検証では、以下のような想定となります。

株式の取得日:2022年12月1日
株式の取得価格:4090円(取得日の終値)
2023年3月期・期末配当:65円
2024年3月期・中間配当:65円
100株ベースの配当金のリターン:1万3000円

2. 大成建設(1801)の株式投資のリターンはいくらか
次に、株価変動によるリターンを計算します。

株式の取得日:2022年12月1日
株式の取得価格:4090円(取得日の終値)
取得から1年後の日付:2023年12月1日
1年後の株価の終値:5091円
100株ベースの株価変動によるリターン:+10万100円
そして最後に、配当金と株価変動によるリターンを合わせて計算します。

配当金のリターン:1万3000円
株価変動によるリターン:+10万100円
トータル・リターン(金額ベース):+11万3100円
トータル・リターン(%ベース):+27.7%
リターンの計算は以上となります。


3. 大成建設(1801)に今後も注目
大成建設の株式の年間リターンは+27.7%となりました。

配当金、株価といった要素を総合的に考えると、株式投資のリターンがどのように決まるのかがわかります。

企業の業績などに関するニュースをチェックすることで、株価の動きとの関連性が見えてくるかもしれません。

参考資料
大成建設「2024年3月期 第2四半期決算短信」
大成建設「株主優待制度」



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