主人公ダンテは元々悪魔と人間のハーフだが、このゲームでは悪魔と天使のハーフになっている。
これをネフィリムというらしい。
さらにゲームの発表時、主人公の顔があまりにもネプチューンの名倉に似ていたことから 「デビル名倉イ」 などという秀逸なネーミングで呼ばれるようになった。
実際発売されたゲームでは顔が修正されていて大分マシにはなっている。また、銀髪だった髪は基本的には黒髪である。兄貴は最初から銀髪。
原作からかなり外れた設定にプレイヤーたちは不安を隠せなかったが、蓋を開けてみるとゲームシステムは決して悪くないどころか、原作の良い点をかき集めたかのようなプレイができる。
その代わりというべきか、ストーリーはクソである。
外国人らしいノリでの会話は結構好きだが、ストーリーに期待しない方が良いだろう。
特に兄貴のストーリーは手抜きが過ぎる。紙芝居に毛が生えたぐらいの動画で、作画は完全に崩壊している。あまりにブサイクすぎて笑えるレベルだ。
まず武器が5種類あり、いつでも切り替えられるのが長所と言える。
おなじみ武器で使いやすい大剣リベリオン
広範囲をまとめて攻撃できる鎌 オシリス (エンジェル)
スキがデカい代わりに威力の高い斧 アービター (デーモン)
タメ攻撃のできる格闘武器 エリクス (デーモン)
敵を引き寄せてまとめて攻撃できる手裏剣 アキュラ (エンジェル)
状況に合わせて使い分けられるが、エンジェル武器とデーモン武器どちらかしか通用しない敵が出た場合は戦略性が狭まってしまう。特にエンジェル武器は攻撃力が低いため、青い色の敵は苦戦しやすい。
デーモンモード(R2ボタン押しっぱなし)の時は□ボタンで敵を引き寄せるデーモンプル(4のスナッチのこと)が発動でき、便利。
エンジェルモード(L2押しっぱなし)はターゲットに飛びつくエンジェルリフト(ヘルバウンド)が出る。無論便利だが、こちらはワイヤーアクションとしての活用がメインになるか。さらに×ボタンでエアダッシュができる。移動距離はかなり長めであり、普通に走るよりも速い。
これによって、3までは吹っ飛ばした敵を追いかけるのが面倒だったが4と今作でそのストレス要素が解消されている。
銃は3種類あるが、寂しいことにあまり使う機会はなかったように感じられる。
いつものエボニー&アイボリー
ショットガン枠のレヴェナント
爆発するダーツの矢を撃ち出すケブーリー(ルシフェル枠)
弱くはないが、近接攻撃の方が多分強いし速い。
回避について
デーモンモード中に敵の攻撃を回避すると一定時間攻撃力が上がる。
これを知っているのといないのとではダメージ量にかなり差が出る。
エンジェルモードでは回避後にもう一度回避ボタンを押すと短距離瞬間移動ができる。
ディフィニティブエディション版ではこの瞬間移動が3回までできるようになった。
挑発が無いのが欠点
スタイリッシュアクションに挑発は必須だが、このゲームにはそれが無い。
会話中では敵を煽りまくるが、アクションでは煽り行為はできない。
挑発は重要な要素なのだが、何故これを取り入れなかったのだろうか・・・。
兄貴のストーリーとアクション
兄であるバージルも顔がまず全然違っている。
しかも帽子までかぶっている。似合っていない。
あと髪も普段オールバックではない。
さらに本編の続編である追加シナリオで兄貴を操作できるが、慣れれば強いものの動きが本家に比べて遅く使いづらい。
ストーリーは間違いなくクソで、絵も先述の通りクソ手抜きで笑う。
ディフィニティブエディションでは兄貴でもブラッディパレスに挑戦できる。
【総評】
熱中度:S
爽快度:SS
難易度:A
操作度:S
名倉度:EX
総合:S+
DMCシリーズである必要は全くなかったが、アクション自体の出来はかなり良い方だ。
3や4よりも面倒な敵は多くはない(ウザいのはゴーストレイジとウィッチぐらい)し、アクションゲーがやりたいなら買うことをおススメする。
ちなみに買うなら北米版のディフィニティブエディションが断然いい。
様々な要素が追加されていて、言語も何故か最初から日本語である。
しかし決定ボタンが×でキャンセルが○ボタンなので最初はすごく戸惑うことになりやすい。
ディフィニティブエディションは海外版であり、日本の店では見かけないので通販を使って買うべきだ
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