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posted by fanblog
2018年06月07日
【ゲーム評価】デビルメイクライ3
「This blog is getting crazy.
Let’s Rock!」
「イカれたブログの始まりか
派手に行くぜ!」
前作とは違い良作として誕生した3作目
スタイリッシュクレイジーアクションと言う名の変態ゲーム
それがDMC3である。
その名の通り、技名やセリフ等にクレイジーが付くことが多い。
これぞスタイリッシュと言う感じでプレイヤーを魅了してくれるゲームだろう。
さらにいくつもの神のようなコンボ動画が投稿され、視聴者の目を釘付けにしている。
とはいえ、最初のDMC3はただの良作に過ぎなかった。
これが更なる昇華を遂げたのはスペシャルエディションが発売されてからだ。
ただのリメイク作品のどこが変わったのか・・・?
それは
「You shall die.」
兄貴が登場したからだ。
今作のストーリーは最も昔のストーリーで、魔界の扉を開くかどうかで揉めて主人公ダンテと双子の兄バージルが兄弟喧嘩するというものだが、この兄貴が超絶のイケメン・イケボであり、そして力のみを追い求めているだけあってクソ強い。兄より優れた弟など存在しない、ということが良ーく分かる。
その兄貴がスペシャルエディションでキャラクターとして操作できるようになったため発売日に即買いした。ただしストーリーはオープニングムービーが違うだけで、主人公と同じ道をたどる。
3のコンボ動画がネット上で投稿され、ヘビーメタルの曲のリズムに可能な限り合わせて編集を行い華麗に連続コンボを決める動画を見たのがきっかけでオレはゲーム脳に目覚めた。
それ以来、どんなゲームやBGMもリズムに合わせて操作する妄想をするようになった。
このゲームと兄貴とコンボ動画の影響を受けてゲーム脳という名のウイルスに感染してしまったのだ。それから人生をゲームやギャンブルに置き換え変換して考えています。
さらに数年後、1・2・3全てを収録し、画質が良くなったHDコレクションが出たのでこれも買った。
で、話を戻すが、DMC3は従来よりも圧倒的にイケメンアクションシーンが多く、またプレイングも最高難度でなければ比較的スタイリッシュにできるという点が魅力だ。
ではまた良い点を挙げていくとするか。
《このゲームの長所・改良点》
?@多彩な武器の組み合わせ
良作である1でも近接攻撃は剣と体術の2種類しかなかった(武器の数はあるが、ほとんどが剣でありモーションもほぼ同じ)。
しかし3では5種類の武器と銃があり、その中からそれぞれ2つを選んで装備できる。
それによって色んな組み合わせで何度も遊べるということだ。
武器はR2、銃はL2ボタンでチェンジできるようになり、上級者は常にカチカチ音を立てながら武器を切り替えてスタイリッシュに戦う。
初心者には使いづらい武器もあるものの、真のイケメンデビルハンターになれば華麗に使いこなせるようになる。ちなみにぼくはネヴァンが全く使いこなせないです。
攻撃範囲が広いので敵をまとめて攻撃しようとしたら逆にリンチされていつも死にます。
兄貴は武器を選択できず遠距離攻撃も1種類しかない代わりに、武器を3つ所持している上に近接攻撃中も遠距離攻撃ができるため火力が高い。回避力が若干劣るが、□(近接攻撃)と△(遠距離攻撃)を押しているだけでも十分強い。
?Aスタイリッシュムービー
今作のムービーは単純にカッコいい。
ダンテはハイテンションなノリで敵を煽り、バージルは冷徹に敵を叩き切って真っ二つにする。
アクションゲームが苦手なプレイヤーもムービーだけでも見る価値はある。
イケメンシーン、ふざけたシーン、熱いシーンなど見どころは多い。
あと、各ミッション開始前のムービーにはそのミッション数を表す何らかの演出が入る。
例えばミッション2ならさりげなーく移る看板に2の数字が書いてあったりする。
?Bスタイル実装
今作での新要素としてスタイルを選択できるようになった。
回避力が高く敵を翻弄するトリックスター
近接武器の技が追加されるソードマスター
銃器が強力になるガンスリンガー
敵の攻撃をガードできるロイヤルガード
時間の流れを遅くするクイックシルバー
分身能力のあるドッペルゲンガー
の6つから1つを選べる。
武器の組み合わせも多いがスタイルによってさらに戦術が増え、同じステージでも違った戦い方ができる。
ロイヤルガードはクセが強く初心者には厳しいスタイルだが、上級者は上半身裸のコスチュームで敵の猛攻を全てガードする変態プレイをすることがある。
?Cスタイリッシュランクゲージ
今作からはスタイリッシュランクがゲージで表示されるようになり、時間経過でゲージが下がっていく。また、スタイリッシュプレイ促進のため同じ技ばかりを使っていてもランクが上がりにくくなった。さらにダメージを受けると2ランク下がってしまう。
その代わり敵を複数巻き込んで攻撃するとあっという間に最高ランクまで到達するので爽快感がある。挑発も大きくゲージが上がり、デビルトリガーゲージも多分1、5ぐらい増える。
ランクが高いと挑発時のセリフが変わったり、攻撃技が若干強化されることがある。
?DBGMがイケメン
今作はBGMに歌が付いていて、大抵歌詞は同じようなものだがどれも良質である。
さらにBGM挿入のタイミングが完璧で、ちょうど歌い出しに入る瞬間に戦闘になりNOWLOADINGのロード画面に突入するのが最高である。DMC3ではこのローディング中にNOWLOADINGの文字を斬ったり撃ったりできたのだが、スペシャルエディション版ではできなくなってしまった。
おかげでリズムに合わせてNOWLOADINGを攻撃できないじゃないか。
なんだい、せっかくのってきたのによ〜 あっけないヤツだぜ!
最新のHDコレクション版ではロード自体がなく快適であるが、個人的には読み込んでなくていいからNOWLOADINGの画面を表示してほしかったと思う。
あと、4でもNOWLOADING中に何もできなかったのでそこはちゃんと攻撃できるようにしてほしい。ロード中は何もやることがなくて手持ち無沙汰なため、BGMに合わせてボタンを押すくらいしかできないのだ。
ゲームにおいて何もできない待ち時間はイライラするので何かしらの策を用意すべきだ。
特にTASの動画でも待つことしかできない時はBGMに合わせて踊ったり変態プレイをすることが多い。
大分話がそれたが、とにかくBGMは全体的に良好。
?Eトリガーバースト
魔人化はL1ボタンでできるが、この時パワーを溜めることができ、デビルトリガーゲージを消費して衝撃波みたいなのが出る。
これを最大までチャージして放つと相当な威力になる。
少し溜めただけだと弱いが、敵を怯ませる効果は多少あるので使える場合もある。
このトリガーバーストは3にしかなく、以降の作品には取り入れられていない。
今作は魔人化しても攻撃力は僅かにしか上がらないのでトリガーバーストを活用できるようになると瞬間火力を出しやすくなる。
?Fエネミーステップ
これは敵を足場にしてジャンプすることのできる技なのだが、踏み台にするのが目的ではない。
この技で敵を踏むとあらゆる動作をキャンセルできるのが最大の利点である。威力の高いベオウルフやショットガンなども攻撃した瞬間にキャンセルして攻撃というように連発でき、これを知っているのとそうでないのとではえらい差が出る。
特に兄貴のエネステ連斬は誰もがやるだろう。
さらに地上に着地した扱いになるため、空中で一度しか使えない技も敵を踏み続ける限り何度でも使えるようになる。
続編以降でも重要なテクニックとして扱われ、4ではこの技を購入しなければ使えなくなった。
1でもエネミーステップ自体はあったのだが、空中戦に乏しすぎるため使う機会はあまりなかった。
・・・・
・・・・
うーん、良い点これだけだったか?
他にもありそうだが思いつかないな・・・
とはいえこのゲームのウリはスタイリッシュさが全てなので別にいいのだが・・・。
《このゲームの欠点》
?@最高難度の敵が強すぎる(硬すぎる)
1もボス戦がかなり難しかったが、雑魚戦は魔人化さえあれば何とかなった。
しかし今作はザコ敵ですら囲まれるとあっという間にボコボコにされる。
さらにデビルトリガーを引かれると全然怯まないので、怯ませやすいショットガンやミサイルランチャーで敵をまとめて、または1体ずつ処理していくようなチキンプレイ・作業ゲーになりやすい。
1対1なら敵が硬くても怯ませさえできれば怒涛のコンボが叩き込めて爽快なのだが、複数の敵に囲まれると途端に面倒で激ムズな、全く別のゲームと化してしまう。
つまりスタイリッシュゲーではなくなってしまうということだ。
自分の下手さもあるのだろうが、それを抜きにしてもこのモードは難しすぎる。
前回も話したと思うが、のけぞらない上に攻撃力のバカ高い敵が複数出てきたら全くコンボにならない。逃げ回って敵がカメラに映らないようにしてチャンス時に攻撃するというクソダサいプレイングになってしまうので今作の最高難度は超絶につまらない。ベリーハードで普通ぐらいの感じか。とにかくデビルトリガーは引かないでください。
?A魔人化が弱い上にダサい
今作はまだ主人公が若い頃の話で、この時初めて悪魔の力に目覚めるがそのせいなのか魔人化のパワーアップ感がほとんどない。せいぜいのけぞりにくくなりゴリ押ししやすくなることと、トリガーバーストの威力が強いことぐらいしか恩恵がない。
一応攻撃力・防御力上昇、体力回復、スピードアップ、スーパーアーマー+各武器に応じた恩恵が得られるが、それでもやはり他の作品に比べるとどう考えても弱い。
あと金子一馬氏が手掛けた魔人化のデザインは金子魔人と呼ばれているがあまりイケメンとは言えない・・・。
なので3ではあまり魔人化したいとは思わない。
兄貴はトリガーゲージが溜まりやすい上にゲージを消費して強力な遠距離攻撃ができるのでまだいいが・・・。
?Bベオウルフのチャージ攻撃がショボい
ダンテ・バージル共に装備できる格闘武器だが、ダンテのみ溜め攻撃ができる。
では溜められない兄貴は弱いのかと言うとそうではない。無論溜められた方が良いに越したことはないが兄貴は溜めずとも威力の高い体術を繰り出せる。あと声とモーションがイケメン
問題なのは弟の方だ。別に威力が弱いわけではないが、溜めた時のエフェクトがないのが問題である。掛け声は変わるが、いくら溜めても強化された感じがせず実際にそこまで威力は変わらない・・・ように感じる。このタメ攻撃に一切の気持ち良さがない。タメて演出が変わるのはディバインドラゴンという技のみであるが、これよりも早く出せる威力最強の技があるので若干見劣りする。
1や4はチャージ攻撃の演出が分かりやすく威力も大幅に上がる。特に1はナイトメア装備して魔人化状態でチャージして殴るとアホみたいにダメージが出る。しかし3はエフェクトがない上に威力上昇が分かりづらい。実際には威力は上がっているが、あまり大きな変化を感じたことはないのでここは欠点としてみなす。
あと4の兄貴は溜められるようになり、最高までチャージすると昇龍裂破が発動し、威力が最強クラスになる。やはり兄貴の方が強いですね。
ベオウルフは威力は高いもののせっかくのタメ攻撃の爽快感が少ないのが惜しいところだ。
?Cスタイル・装備変更について
多数の武器とスタイルの組み合わせを楽しめると話したが、これにも問題点がある。
これらを変更するためにはミッション開始前にカスタマイズするか時空神像を調べるかしなければならないが、この変更に若干のロード時間がかかる。
4やDmCはボタン一つで即切り替えできるし、ベヨネッタでもメニュー画面で10種類ぐらいある武器から選んで変更できるが、この作品は変更するたびに手間がかかりテンポが悪い。
よって装備変更が面倒になり、自分の気に入った装備とスタイルで遊び続けることが多くなりがちである。
4ではリアルタイムでスタイルチェンジができるようになったが、3をリメイクする場合はこのシステムを導入すべきだ。
即スタイルを変えられる上に色んな戦術が使える。
トリックスターのダッシュの硬直時間をロイヤルガードでキャンセルして再びダッシュを発動するといったようなプレイングもできる。変態プレイヤーになると戦闘中普通に走らず、そういう移動方法をするようになる。
4はリアルタイムスタイルチェンジによってテンポロスを解消した上に取れる行動の選択肢を増加させている。この点が4の最も大きい評価点である。
また話が逸れた。
もう一つはクイックシルバーとドッペルゲンガースタイルについてだが、
この二つは発動中デビルトリガーゲージを消費する。このゲージは最大で10まで増やすことができる。
正確にはカウントしていないが多分1秒に付き1個減って行く感覚なのだが、ドッペルゲンガースタイルは発動中必ず魔人化状態になるため最大で5秒ぐらいしか発動できない。
もう一度説明すると、
クイックシルバーは時間を遅くして一気に敵を叩けるスタイルで、
ドッペルゲンガーは分身して実質2倍の威力で攻撃できるというスタイルだが、
どちらもソードマスターやガンスリンガーのような技がなく通常攻撃しかできないため火力不足になりがちである。さらに今話した発動時間の短さもあって旨味が少ない。
よって使いづらいスタイルになってしまうというのも大きな欠点だ。
まずスタイルを4つから1つ選び、それからクイックシルバーかドッペルゲンガーの能力から1つ選んで使えるという形式にすれば良かったのではないかと思う。
?Dスタイリッシュプレイにとって明らかに不要な敵がいる(特に高難度)
スタイリッシュゲージを上げるためには可能な限り同じ技を使わず連続でコンボを決め、かつダメージを受けないことが基本となるが、それができない、または困難な敵が何種類かいる。
まずその筆頭候補がデュラハンという悪魔である。
コイツは前方からの攻撃無効な上に盾に触れると微弱なダメージを連続して受けるので即スタイリッシュランクが最低になる。なので後ろに回り込んで攻撃する必要があるが難易度が上がると回り込むのも難しくなる。しかも体力が低く、ちょっとのコンボで即死ぬのでスタイリッシュランクもほとんど上がらない。コイツの存在は無意味だ。さっさとゲームから除外されろ
次にソウルイーターと言うクソ悪魔だ。
コイツは自分が正面を向いていると姿を消し、攻撃が届かなくなる。
難易度が低いうちは銃を撃つとすぐ死ぬのでいいが、最高難度になると倒すのに時間がかかる上に突進攻撃を多用してくる。この突進は連続(往復)でやってくる上に魔人化していても何故か1発食らっただけで吹っ飛ばされるため、ゴリ押しで倒すこともできず凄まじく面倒な戦闘になる。コイツが複数出てきたり他の敵と一緒に出て来ると死ぬほど鬱陶しい。
それからコイツはカメラに写っていなくても突進攻撃をしてくるので他の敵に気を取られていると食らいやすいのもストレス要因だ。一応突進攻撃の前に奇声を発するので前兆は分かるがそれでもムカつく。
次にエニグマという最凶の悪魔
遊戯王のボーガニアンみたいなヤツ
コイツは遠距離から魔力の矢を撃ってくる敵で低難易度ではクソザコ悪魔なのだが、最高難度ではゲーム中でも最強クラスの恐ろしい敵と化す。
この敵は逃げ足の速いタイプが存在し、ソイツの逃げるスピードは突進技のスティンガーですら捕らえられないので壁際に追い詰めてハメるしかない。
さらにデビルトリガーを引くとほぼ怯まず、かと言って近づこうすると至近距離で矢を食らう。
この矢はまともに食らっただけで瀕死級のダメージを受けるので後が無くなり、障害物のない場所ではうかつに近づくことすらできない。
結果的に画面の外に追いやって銃で攻撃するチキンプレイになることが多く、スタイリッシュな戦い方がまずできない。
ブラッディパレスでも広間の中に複数登場してすごいスピードで逃げ回るので本気で殺したくなる。
失せろ 三度は言わん
次に終盤で戦う大ボス、アーカムについて
コイツの体力を半分まで減らすと兄貴が助太刀に来て共闘するという最高に熱い展開になる(余談だが遊戯王ゼアルの終盤の展開はこのゲームに似ている)のだが、最高難度が超鬼門の作業ゲーになるせいで萎える。他の難易度ならいいが・・・。
で、兄貴が参戦した場合、自分のスタイルが強制的にドッペルゲンガー仕様に変更される上に何故か魔人化もできなくなるので大苦戦する。(この時2Pも操作できるので友達を呼ぶなりして体力無限の2Pに頑張ってもらうのも手だ)
さらに難易度が上がるほど触手ミサイルを連発してくるのだが、このミサイルの威力と追尾性能が凄まじく高く、常に回避行動を取っていても当たることがある。
そもそも敵がゴチャゴチャしていてこのミサイルが見えづらいのも問題で、HDコレクション版でやっと多少見えるぐらいの感覚だ。
このミサイルさえなければ勝てるが、連発されるため当たりやすくて1発のダメージもデカく、さらにスタイルと魔人化が使えないので必ず長期戦になるので死にやすい。
死んだら1人でまた最初から体力を削らなければならないのでやる気が失せる。
とにかくミサイルを躱すことが最優先のプレイになるのでこの戦闘もスタイリッシュに戦えない。
?E同じステージが多い
今作は塔の中がメインの舞台になり、一度てっぺんまで登った後登場人物が3人とも全員何故か自ら飛び降りるのでまた登り直しになる。その後、塔の構造は変わるものの、結局は似たようなステージを進んでいくだけになり、ステージ自体はあまり面白いとは言えない。無論戦闘は好きだが・・・。
特に塔に入ってすぐのミッション4と5は道に迷いやすいので初心者は辛い。
また、ミッション15にも面倒な仕掛けがあり、時間がかかりテンポが悪い。仕組みが分かっていれば苦労はしないが、それでも仕掛けを何度も攻撃して作動させる必要があるのでやはり手間がかかる。
?Fクレイジーコンボの連打数について
特定のコンボ中にボタンを連打するとクレイジーコンボが発動するようになる。大抵が広範囲またはラッシュ攻撃なので、敵をまとめてこれを発動するとスタイリッシュランクが一瞬で上がる爽快なコンボである。
これ自体はいいのだが、問題なのは連打が厳しくて発動しづらい技があることだ。
普通のクレイジーコンボは事前入力受付時間があるのでただ攻撃ボタンを連打していれば発動するが、ディレイ技のクレイジーコンボは少し間を空けてからボタンを押すという関係上連打が厳しく、指を痙攣させるぐらいの勢いで連打しなければならないので手が疲れる上にコントローラーにも負担がかかる。
さらにターボモードの設定だとゲームスピードが1、2倍になるので余計に連打が必要になってしまう点も問題か。
一応敵に攻撃を当てるとヒットストップがかかるのでそれも考慮するとやりやすくはあるが、技を試そうと素振りするときがやはりキツい。
もう少し連打の条件を緩めにしてほしかった。
このようにシリーズ最高傑作と言われる3にも欠点は多くあるのだ。
しかしそれを差し引いても良作ゲーと言える。
あー疲れた。ゲームの評価をするなら自分の好きなこのシリーズを真っ先にやるべきだったが、なぜ今までやらなかったかがようやく分かった。
話すことが多くて疲れるからだ。
《総評》
爽快度:SSS
操作度:S
難易度:SS
熱中度:SS
スタイリッシュ度:SSS
総合:SS+
思い入れのあるシリーズのため私情を挟んでいる部分もあるが客観的に見ても良作ゲーであることは間違いない。
しかし改善すべき部分もそこそこあり、神作とまでは及ばなかった。
不満点を解消できればゲーム史上でも伝説級の神作になることだろう。
移植ではなくリメイクしてスタイルリアルタイムチェンジできるよう早くしてくれ〜
あと早くスパーダ(父親)のストーリー作ってくださいね〜
価格: 2,592円
(2018/6/7 11:26時点)
感想(2件)
価格: 33,000円
(2018/6/7 11:27時点)
感想(0件)
【ゲーム評価】デビルメイクライ2
「悪魔と転がろう」
この作品はスタイリッシュアクションの2作目
・・・
ではない。
新たなジャンルを引っ提げて登場した。
その名は・・・
モッサリッシュ
ローリングアクション である。
コイツは酷い。1と比べて大半が大幅に劣化している。
モーション、武器、銃、敵、主人公の性格など、何をどうしたらこんな黒歴史ゲーになるのかと言うほどクオリティーが低下しているのだ。
Don’t speak. Just die.
さて、何から話すかな・・・
クソな要素が多くてどこから話せばいいのか分からないなー。
じゃあまずは良い点・改良点から挙げよう。
?@走るスピードアップ、回避力向上
1では遅かった移動速度が若干速くなった。
ただしローリング移動した方が速いので、タイムアタックのようなプレイ動画では間違いなく主人公は常にゴロゴロ転がりながら移動している。
走ることがNG行為であるかのようにいつも必ず飛び込み前転でありローリングゲーと化している。
1ならイケメンスティンガーで移動できたが2の移動方法は気持ち悪すぎて笑えてくる。
とはいえ回避行動(前転・横転・バク転)は〇ボタン一つでできる(厳密に言うと左スティックもだが)ため容易であり、移動と回避にも使えるというのはやはりメリットと言える。
敵の攻撃をギリギリのタイミングにバク転で回避すると爽快な上にスタイリッシュランクも上がる。
?A銃を切り替えられるようになった
L2ボタンで4種類の銃を切り替えることができる。
1ではいちいち装備画面で変更しなければならなかったのでテンポが悪かった。
銃はハンドガン(2丁拳銃)・ショットガン・マシンガン・ミサイルランチャーの4つで、どれも強力なのだが・・・
銃についての不満点は後述しよう。
?Bクリアすればミッションを選択できるようになった
1では好きなミッションを選んでスタートすることができなかったので、当然続編では改良すべき点であり長所としていちいち挙げる必要もないが、このゲームの良い点は少ないので仕方ないね。
?C真魔人化ができる
この作品でのみ、瀕死状態の時魔人化すると通常よりも強大な悪魔に変身できる。
体力も回復するため、逆転のチャンスになりやすい。
この点だけは評価できる。しかし、これ以降の作品では真魔人化システムは取り入れられていない。
?Dクリア特典のブラッディパレスモード
次々と現れる敵をなぎ倒していくステージ。難しい+クソ敵が多いので僕はクリアをあきらめた。
このモード自体は評価でき、続編全てにこのモードがある。
?Eプレイアブルキャラクター増加
もう一人の主人公ルシアのストーリーもあり、バイオ2のようにボリュームがアップしている。まあほぼ同じステージを行ったり来たりすることが多いので結局水増し感が強いが。
また、隠しキャラとして主人公の相棒トリッシュを操作できる。動きは1の主人公のモーションのほぼパクリだが、2の動きよりよっぽどマシである。つーか主人公にその動作をさせろよと言いたい。
長所はこれぐらいか。
では今から欠点を話していこう。
少し長くなるかもしれない。
?@近接武器について
1でも武器は数種類あり、剣と格闘攻撃があったが、2では剣のみしかない。
剣は3種類あるが攻撃モーションは全く同じでリーチと攻撃力が異なるだけである。
しかしPS2版ではバグ(ミス)によって攻撃力が3種類とも同じであり、リーチのみが違うらしい。よって最もリーチの長い武器を使うのが効率的になってしまっている。
格闘武器がないのも致命的な劣化点である。一応ジャンプ中にキックしたり着地後に体術は使えるが、とにかく武器が1つしかないのは絶対あり得ない。スーパー劣化の黒歴史である。
?Aモッサリッシュアクション
武器がクソなら動きもクソである。
そもそも剣の振りが遅い。遅い上に行動のキャンセルもできない。唯一キャンセル可能なのは魔人化した時ぐらい。
なので敵が攻撃動作に入った時に攻撃しようとすると回避が間に合わない。
かといって回避しようとすると敵の攻撃の前兆時から待つ必要があるのでテンポが悪い。
それから敵に剣が当たるとヒットストップが発生しさらに動きが遅くなる。
とにかくもう爽快感が薄いのだ。モンハンと同じぐらいの低レベルである。いや、それ以下かもしれない。この出来でよくスタイリッシュハイアクションなどと自負できるものだ。
また、通常コンボの掛け声もダサく、
「フッ、フッ、シッ、ヤー!!!」
と言いながら攻撃する。
「フッフッシッ」と検索するだけでDMC2に関するサイトがいっぱい出て来るよ。
それだけ多くの人の耳に残る音声だよ。
あと効果音にも爽快感がないことも欠点だ。
?B銃について
主人公の愛用する2丁拳銃エボニー&アイボリーだが、主人公はマシンガンのような速さで銃を連射するのでそれに耐えられるように設計されている銃であり、その連射性が魅力である。しかし今作では連射が遅い。遅すぎる。命中率はともかく、下手すると普通の人間より遅い。つーかオレの方が速い。レインストームという技のみ若干速いぐらいで、本当に爽快感がない。
そもそもマシンガンという銃器が存在している時点でエボアボに連射力はないですと言っているのと同じだ。このゲームの開発スタッフは何も分かっていない。一応威力はそこそこあるが・・・。
さらにこのゲームは一言で言うと銃ゲーである。
先述の通り、剣は遅い上にダメージを受けやすいので戦いにくい。
で、銃を遠くから撃ってたまに転がりながら回避していれば大体勝てる。
特にミサイルランチャーの威力が高く、ザコ敵を吹っ飛ばしてくれるのでミサイルゲーになりがちである。
ゴロゴロ転がりながら銃をバンバン撃つ・・・これのどこにスタイリッシュ要素があるというんだ?
?C挑発がない
主人公は今作はやたら寡黙であり、挑発的な行動やセリフがない。
アクション面でもスタイリッシュランクを上げるのに重要なのにもかかわらず挑発動作がない。やはり製作者は死刑にした方が良い。
あとついでに言うとスタイリッシュランクは何も行動しないとコンボが途切れるのだが、ゴロゴロ転がりながら遠距離攻撃することが多くなるのはそのせいでもある。
挑発することで敵を向かって来させやすくして同時にスタイリッシュランクも上昇する・・・とかなら良かったのだが・・・。
?D必殺技スティンガーの超劣化
主人公の代表技スティンガーがあまりにもクソすぎる。
他の作品では全て移動距離が長く、迫力のあるイケメン技だが、2ではありえないほど弱くて遅くてダサい。開発者は一体何を考えてこのアクションゲーを作ったのか?
?Eストーリーが地味
何がしたいのかよく分からないし、全体的に暗くて見えづらい。
PS3のHDコレクションでようやく見えるようにはなったが。
ミッション開始時の変な文章も意味不明で、何を表しているのか全く分からない。
一応そのミッション内容の暗示らしいが、何度見ても理解不能。
?Fボスがクソ
ボスの大半はザコ戦以上に面倒な作業ゲーである。
銃を撃っていれば倒せるが、スタイリッシュさの欠片もない。
かと言って近づくと反撃を食らうことが多い。
あとボスやザコの名前の文字が小さくて読めないし、イケメンの敵キャラもまずいないので名前が全く覚えられない。興味が湧いてこない。しかも色違いが多いという手抜き仕様である。
つまり敵がクソな上に存在感もない。これではやる気をそがれて当然だ。
?Gハメ技を持つ敵がいる
このゲームの敵に「ゴートリング」「ブラッドゴート」「アビスゴート」という山羊の頭をした悪魔がいる。詳しくは知らないが、こいつらの中には空を飛ぶタイプがいて、ホーミング性能のある弾を一度に何発も撃ってくるのだが、ブラッディパレスを進み続けるとコイツらが大量に出て来てその弾だけを撃ち続けてくる。
これをやられると回避するのに精いっぱいでほぼ攻撃のタイミングがなくなる。
敵は空中に滞在しているので銃で撃ち殺したいが、ある程度ステージを進み続けると敵がデビルトリガーを発動してのけぞらなくなるため、こちらが容赦なく殺される。
さらにこの攻撃は空中で一発でも食らうと吹っ飛ばされ地上に落とされるのでやはり反撃のしようがない。デビルトリガーゲージを溜めて魔人化して銃で殺すしかないが、1匹殺すだけで時間がかかるので気が遠くなる。
ちなみにこいつらは死ぬ度に必ず
「オオオオオオオオオオーーーーーウ」
という断末魔を発する。最初は笑うが、だんだん殺意が増してくる。
このゲームは頭がおかしい。辞めたくなりますよこんなことされたら。
?H画面外からの攻撃
3や4では画面内にいない敵は攻撃動作に入らない(1は忘れた)という特性があるが、2では見えようが死角からだろうが普通に攻撃してくる。このせいで不意打ちダメージを受けることが多い。特にヘリコプターと戦闘する場所では、ヘリがカメラ外の上空に行って追尾性の凄いミサイルをいきなり撃ってくるので避けづらいことがある。
?I成長要素が薄い
このゲームでは技を最初から覚えており、プレイヤーのパワーアップ要素はアイテムでライフやデビルトリガーゲージを増やすことと、レッドオーブ(金のようなもの)を消費して剣や銃の攻撃力を上げるぐらいしかない。
確かに技は全て覚えていた方が良いかもしれないが、成長要素がないと強くなった実感がわかないし、何より君弱体化したしダサいじゃん。
さらに一部の技はコマンドが載っていなかったはずだ。
ショットガンの技や滞空中の技などはいくつかあるが、説明がないので自力でコマンドを探し当てるか攻略サイトを見るしかない。
その説明をしないなら技を購入できるようにしてその説明文にコマンドを表示しておけよと思う。
このゲームの技は出し方が分かれば簡単だが、何も知らない状態だとわかりづらく、左スティックを倒しながら攻撃とか、R1を押しながら攻撃するかどうかによって技が変わるなどといったようなことがあるのでとにかく戸惑いやすい。
?J怯まない敵がいる
これは他の作品にもいるが、スタイリッシュアクションなら華麗な連続コンボを決めたいわけで、のけぞらない敵がいるとコンボにならない上にテンポも悪い。高難易度になるほどゴリ押しができなくなるので余計ストレスに感じる。
確かにアクションゲーム全体で見ても怯みにくい敵がいることは多いが、その場合も弱点を攻撃したり、連続で攻撃すると怯むような仕様にするべきだろう。ボス戦なら攻撃を一気に叩き込める瞬間を作るべきで、1にはちゃんと明確なチャンスタイムがあった。
あと怯まない敵を集団で出させるべきではない。敵が集団でゴリ押して来るので捌くのが超面倒な作業になる。
コンボアクションゲーで大事なのは敵を怯ませられるどうか、それと地上・空中の両方でイケメンコンボができるかどうかだ。
?Kスタイリッシュランクがクソ
先述したが今作のスタイリッシュランクは何もしないでいるとコンボが途切れ最低ランクからやり直しになる。3や4ではランクゲージが下がっていくだけだが、2は一気に0になる。1も確かそうだったか・・・。
なので転がり続けて銃を撃ち続ける傾向になりやすい・・・というのも何度か言ったと思うが・・・。
何がクソかと言うと、ミッションクリア時の評価にスタイリッシュアベレージというのがあることだ。
このアベレージで良い評価を得るには常に戦闘で高いスタイリッシュランクまで上げていなければならない。低いランクのままコンボが途切れるとアベレージが下がり、ランクを上げようとすると敵がすぐに死んでランクを上げられず、低いランクが2連続で続くようなことになりやすい。
その結果平均ランクも下がりやすくなるのでクソである。
?Lウォールハイクの暴発
2で追加され3でも出せる、壁を駆け上がる回避技だが、これが凄まじく暴発しやすい。
壁際で回避行動を取ろうとすると大体間違ってこの技を出すことになる。
コマンドは確か壁際にいる時に左スティックを倒しながら〇ボタンだったか?
戦闘中の回避は大抵の場合左スティックを倒していることが多いため頻繁に暴発する。
しかも壁を走る時間が長いためコンボが切れやすくなり、ストレスが溜まる。
やってみれば分かるがすごくイライラする。
あと確かシークレットミッションの部屋に入る時も〇ボタンで調べる必要があったと思うが、これで部屋でない場所を調べた時も大体ウォールハイクが発動してムカつく。左スティックを倒していなくても結局壁に向かってローリングするのでどっちにしても腹が立つ。
その上シークレットミッションに入れる部屋は分かりづらいことが多いので探す気が完全に失せる。このミッションをクリアしていくとライフアップのアイテムがもらえるが、それがどうでも良くなるぐらいに苦痛である。
賛否両論点
ディレイコンボがなくなった
他の作品では剣の攻撃後、少し待って攻撃ボタンを押すと別のコンボに派生するのだが、2での派生コンボは左スティックを任意の方向に倒すことによって発動する。
普通のニュートラルコンボは「フッ、フッ、シッ、ヤー!」になるが、2回目の攻撃後に左スティックを倒しておくと「フッ、フッ、ヤアッ、フッ、フッ、フェーー!!」になる。
やったことのあるプレイヤーには分かるはずだが、知らなければ何を言っているのか分からないだろうから攻撃モーション集の動画を貼っておこう。
ダサい攻撃が見れるよ。
ああ・・・もう疲れた。このクソゲーのためにこれ以上時間を費やしたくない。
《総評》
このクソゲーの評価は・・・
爽快度:C
操作度:C
難易度:B
熱中度:C
スタイリッシュ度:B
総合:C
DMC2は通常のアクションゲームとしても普通未満だが、ここまで続編がひどかったゲームも珍しいだろう。
しかしとは言え3は良作として出ているため2の反省点は活かせているということか。
でもやっぱり2を生み出したスタッフは死刑クラスの重罪だと思っている。
プレイするのも苦痛な上にブログ書くのも面倒だったこのゲーム
早くPS4でイケメンリメイクしてくださいね〜
この作品はスタイリッシュアクションの2作目
・・・
ではない。
新たなジャンルを引っ提げて登場した。
その名は・・・
モッサリッシュ
ローリングアクション である。
コイツは酷い。1と比べて大半が大幅に劣化している。
モーション、武器、銃、敵、主人公の性格など、何をどうしたらこんな黒歴史ゲーになるのかと言うほどクオリティーが低下しているのだ。
Don’t speak. Just die.
さて、何から話すかな・・・
クソな要素が多くてどこから話せばいいのか分からないなー。
じゃあまずは良い点・改良点から挙げよう。
?@走るスピードアップ、回避力向上
1では遅かった移動速度が若干速くなった。
ただしローリング移動した方が速いので、タイムアタックのようなプレイ動画では間違いなく主人公は常にゴロゴロ転がりながら移動している。
走ることがNG行為であるかのようにいつも必ず飛び込み前転でありローリングゲーと化している。
1ならイケメンスティンガーで移動できたが2の移動方法は気持ち悪すぎて笑えてくる。
とはいえ回避行動(前転・横転・バク転)は〇ボタン一つでできる(厳密に言うと左スティックもだが)ため容易であり、移動と回避にも使えるというのはやはりメリットと言える。
敵の攻撃をギリギリのタイミングにバク転で回避すると爽快な上にスタイリッシュランクも上がる。
?A銃を切り替えられるようになった
L2ボタンで4種類の銃を切り替えることができる。
1ではいちいち装備画面で変更しなければならなかったのでテンポが悪かった。
銃はハンドガン(2丁拳銃)・ショットガン・マシンガン・ミサイルランチャーの4つで、どれも強力なのだが・・・
銃についての不満点は後述しよう。
?Bクリアすればミッションを選択できるようになった
1では好きなミッションを選んでスタートすることができなかったので、当然続編では改良すべき点であり長所としていちいち挙げる必要もないが、このゲームの良い点は少ないので仕方ないね。
?C真魔人化ができる
この作品でのみ、瀕死状態の時魔人化すると通常よりも強大な悪魔に変身できる。
体力も回復するため、逆転のチャンスになりやすい。
この点だけは評価できる。しかし、これ以降の作品では真魔人化システムは取り入れられていない。
?Dクリア特典のブラッディパレスモード
次々と現れる敵をなぎ倒していくステージ。難しい+クソ敵が多いので僕はクリアをあきらめた。
このモード自体は評価でき、続編全てにこのモードがある。
?Eプレイアブルキャラクター増加
もう一人の主人公ルシアのストーリーもあり、バイオ2のようにボリュームがアップしている。まあほぼ同じステージを行ったり来たりすることが多いので結局水増し感が強いが。
また、隠しキャラとして主人公の相棒トリッシュを操作できる。動きは1の主人公のモーションのほぼパクリだが、2の動きよりよっぽどマシである。つーか主人公にその動作をさせろよと言いたい。
長所はこれぐらいか。
では今から欠点を話していこう。
少し長くなるかもしれない。
?@近接武器について
1でも武器は数種類あり、剣と格闘攻撃があったが、2では剣のみしかない。
剣は3種類あるが攻撃モーションは全く同じでリーチと攻撃力が異なるだけである。
しかしPS2版ではバグ(ミス)によって攻撃力が3種類とも同じであり、リーチのみが違うらしい。よって最もリーチの長い武器を使うのが効率的になってしまっている。
格闘武器がないのも致命的な劣化点である。一応ジャンプ中にキックしたり着地後に体術は使えるが、とにかく武器が1つしかないのは絶対あり得ない。スーパー劣化の黒歴史である。
?Aモッサリッシュアクション
武器がクソなら動きもクソである。
そもそも剣の振りが遅い。遅い上に行動のキャンセルもできない。唯一キャンセル可能なのは魔人化した時ぐらい。
なので敵が攻撃動作に入った時に攻撃しようとすると回避が間に合わない。
かといって回避しようとすると敵の攻撃の前兆時から待つ必要があるのでテンポが悪い。
それから敵に剣が当たるとヒットストップが発生しさらに動きが遅くなる。
とにかくもう爽快感が薄いのだ。モンハンと同じぐらいの低レベルである。いや、それ以下かもしれない。この出来でよくスタイリッシュハイアクションなどと自負できるものだ。
また、通常コンボの掛け声もダサく、
「フッ、フッ、シッ、ヤー!!!」
と言いながら攻撃する。
「フッフッシッ」と検索するだけでDMC2に関するサイトがいっぱい出て来るよ。
それだけ多くの人の耳に残る音声だよ。
あと効果音にも爽快感がないことも欠点だ。
?B銃について
主人公の愛用する2丁拳銃エボニー&アイボリーだが、主人公はマシンガンのような速さで銃を連射するのでそれに耐えられるように設計されている銃であり、その連射性が魅力である。しかし今作では連射が遅い。遅すぎる。命中率はともかく、下手すると普通の人間より遅い。つーかオレの方が速い。レインストームという技のみ若干速いぐらいで、本当に爽快感がない。
そもそもマシンガンという銃器が存在している時点でエボアボに連射力はないですと言っているのと同じだ。このゲームの開発スタッフは何も分かっていない。一応威力はそこそこあるが・・・。
さらにこのゲームは一言で言うと銃ゲーである。
先述の通り、剣は遅い上にダメージを受けやすいので戦いにくい。
で、銃を遠くから撃ってたまに転がりながら回避していれば大体勝てる。
特にミサイルランチャーの威力が高く、ザコ敵を吹っ飛ばしてくれるのでミサイルゲーになりがちである。
ゴロゴロ転がりながら銃をバンバン撃つ・・・これのどこにスタイリッシュ要素があるというんだ?
?C挑発がない
主人公は今作はやたら寡黙であり、挑発的な行動やセリフがない。
アクション面でもスタイリッシュランクを上げるのに重要なのにもかかわらず挑発動作がない。やはり製作者は死刑にした方が良い。
あとついでに言うとスタイリッシュランクは何も行動しないとコンボが途切れるのだが、ゴロゴロ転がりながら遠距離攻撃することが多くなるのはそのせいでもある。
挑発することで敵を向かって来させやすくして同時にスタイリッシュランクも上昇する・・・とかなら良かったのだが・・・。
?D必殺技スティンガーの超劣化
主人公の代表技スティンガーがあまりにもクソすぎる。
他の作品では全て移動距離が長く、迫力のあるイケメン技だが、2ではありえないほど弱くて遅くてダサい。開発者は一体何を考えてこのアクションゲーを作ったのか?
?Eストーリーが地味
何がしたいのかよく分からないし、全体的に暗くて見えづらい。
PS3のHDコレクションでようやく見えるようにはなったが。
ミッション開始時の変な文章も意味不明で、何を表しているのか全く分からない。
一応そのミッション内容の暗示らしいが、何度見ても理解不能。
?Fボスがクソ
ボスの大半はザコ戦以上に面倒な作業ゲーである。
銃を撃っていれば倒せるが、スタイリッシュさの欠片もない。
かと言って近づくと反撃を食らうことが多い。
あとボスやザコの名前の文字が小さくて読めないし、イケメンの敵キャラもまずいないので名前が全く覚えられない。興味が湧いてこない。しかも色違いが多いという手抜き仕様である。
つまり敵がクソな上に存在感もない。これではやる気をそがれて当然だ。
?Gハメ技を持つ敵がいる
このゲームの敵に「ゴートリング」「ブラッドゴート」「アビスゴート」という山羊の頭をした悪魔がいる。詳しくは知らないが、こいつらの中には空を飛ぶタイプがいて、ホーミング性能のある弾を一度に何発も撃ってくるのだが、ブラッディパレスを進み続けるとコイツらが大量に出て来てその弾だけを撃ち続けてくる。
これをやられると回避するのに精いっぱいでほぼ攻撃のタイミングがなくなる。
敵は空中に滞在しているので銃で撃ち殺したいが、ある程度ステージを進み続けると敵がデビルトリガーを発動してのけぞらなくなるため、こちらが容赦なく殺される。
さらにこの攻撃は空中で一発でも食らうと吹っ飛ばされ地上に落とされるのでやはり反撃のしようがない。デビルトリガーゲージを溜めて魔人化して銃で殺すしかないが、1匹殺すだけで時間がかかるので気が遠くなる。
ちなみにこいつらは死ぬ度に必ず
「オオオオオオオオオオーーーーーウ」
という断末魔を発する。最初は笑うが、だんだん殺意が増してくる。
このゲームは頭がおかしい。辞めたくなりますよこんなことされたら。
?H画面外からの攻撃
3や4では画面内にいない敵は攻撃動作に入らない(1は忘れた)という特性があるが、2では見えようが死角からだろうが普通に攻撃してくる。このせいで不意打ちダメージを受けることが多い。特にヘリコプターと戦闘する場所では、ヘリがカメラ外の上空に行って追尾性の凄いミサイルをいきなり撃ってくるので避けづらいことがある。
?I成長要素が薄い
このゲームでは技を最初から覚えており、プレイヤーのパワーアップ要素はアイテムでライフやデビルトリガーゲージを増やすことと、レッドオーブ(金のようなもの)を消費して剣や銃の攻撃力を上げるぐらいしかない。
確かに技は全て覚えていた方が良いかもしれないが、成長要素がないと強くなった実感がわかないし、何より君弱体化したしダサいじゃん。
さらに一部の技はコマンドが載っていなかったはずだ。
ショットガンの技や滞空中の技などはいくつかあるが、説明がないので自力でコマンドを探し当てるか攻略サイトを見るしかない。
その説明をしないなら技を購入できるようにしてその説明文にコマンドを表示しておけよと思う。
このゲームの技は出し方が分かれば簡単だが、何も知らない状態だとわかりづらく、左スティックを倒しながら攻撃とか、R1を押しながら攻撃するかどうかによって技が変わるなどといったようなことがあるのでとにかく戸惑いやすい。
?J怯まない敵がいる
これは他の作品にもいるが、スタイリッシュアクションなら華麗な連続コンボを決めたいわけで、のけぞらない敵がいるとコンボにならない上にテンポも悪い。高難易度になるほどゴリ押しができなくなるので余計ストレスに感じる。
確かにアクションゲーム全体で見ても怯みにくい敵がいることは多いが、その場合も弱点を攻撃したり、連続で攻撃すると怯むような仕様にするべきだろう。ボス戦なら攻撃を一気に叩き込める瞬間を作るべきで、1にはちゃんと明確なチャンスタイムがあった。
あと怯まない敵を集団で出させるべきではない。敵が集団でゴリ押して来るので捌くのが超面倒な作業になる。
コンボアクションゲーで大事なのは敵を怯ませられるどうか、それと地上・空中の両方でイケメンコンボができるかどうかだ。
?Kスタイリッシュランクがクソ
先述したが今作のスタイリッシュランクは何もしないでいるとコンボが途切れ最低ランクからやり直しになる。3や4ではランクゲージが下がっていくだけだが、2は一気に0になる。1も確かそうだったか・・・。
なので転がり続けて銃を撃ち続ける傾向になりやすい・・・というのも何度か言ったと思うが・・・。
何がクソかと言うと、ミッションクリア時の評価にスタイリッシュアベレージというのがあることだ。
このアベレージで良い評価を得るには常に戦闘で高いスタイリッシュランクまで上げていなければならない。低いランクのままコンボが途切れるとアベレージが下がり、ランクを上げようとすると敵がすぐに死んでランクを上げられず、低いランクが2連続で続くようなことになりやすい。
その結果平均ランクも下がりやすくなるのでクソである。
?Lウォールハイクの暴発
2で追加され3でも出せる、壁を駆け上がる回避技だが、これが凄まじく暴発しやすい。
壁際で回避行動を取ろうとすると大体間違ってこの技を出すことになる。
コマンドは確か壁際にいる時に左スティックを倒しながら〇ボタンだったか?
戦闘中の回避は大抵の場合左スティックを倒していることが多いため頻繁に暴発する。
しかも壁を走る時間が長いためコンボが切れやすくなり、ストレスが溜まる。
やってみれば分かるがすごくイライラする。
あと確かシークレットミッションの部屋に入る時も〇ボタンで調べる必要があったと思うが、これで部屋でない場所を調べた時も大体ウォールハイクが発動してムカつく。左スティックを倒していなくても結局壁に向かってローリングするのでどっちにしても腹が立つ。
その上シークレットミッションに入れる部屋は分かりづらいことが多いので探す気が完全に失せる。このミッションをクリアしていくとライフアップのアイテムがもらえるが、それがどうでも良くなるぐらいに苦痛である。
賛否両論点
ディレイコンボがなくなった
他の作品では剣の攻撃後、少し待って攻撃ボタンを押すと別のコンボに派生するのだが、2での派生コンボは左スティックを任意の方向に倒すことによって発動する。
普通のニュートラルコンボは「フッ、フッ、シッ、ヤー!」になるが、2回目の攻撃後に左スティックを倒しておくと「フッ、フッ、ヤアッ、フッ、フッ、フェーー!!」になる。
やったことのあるプレイヤーには分かるはずだが、知らなければ何を言っているのか分からないだろうから攻撃モーション集の動画を貼っておこう。
ダサい攻撃が見れるよ。
ああ・・・もう疲れた。このクソゲーのためにこれ以上時間を費やしたくない。
《総評》
このクソゲーの評価は・・・
爽快度:C
操作度:C
難易度:B
熱中度:C
スタイリッシュ度:B
総合:C
DMC2は通常のアクションゲームとしても普通未満だが、ここまで続編がひどかったゲームも珍しいだろう。
しかしとは言え3は良作として出ているため2の反省点は活かせているということか。
でもやっぱり2を生み出したスタッフは死刑クラスの重罪だと思っている。
プレイするのも苦痛な上にブログ書くのも面倒だったこのゲーム
早くPS4でイケメンリメイクしてくださいね〜
価格: 2,592円
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感想(2件)
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感想(0件)
【ゲーム評価】デビルメイクライ1
まだオレがガキの頃、とあるゲームの宣伝を見てグッと来たんだ。
そのゲームは敵を剣で斬り付け、空中に浮かした後、銃を連射して倒すというものだった。
さらに格闘攻撃もあり、ボスらしき敵を左ストレート→右ボディ→左ハイキック→右踵落としのコンボで攻撃していた。格ゲー以外で肉弾戦を繰り出すゲームはあまりなかった気がするのですさまじく興奮したのを覚えている。
(・・・と思って今宣伝の動画を探したが、格闘攻撃のシーンはなかった。おかしいな。これを見たからこそこのゲームが欲しくなったんだが・・・。)
ああ・・・カッコええ・・・
それがこのゲームの宣伝の印象だ。
当時小学生だったため、そのゲームを持っていた友人に借りてのめりこんだ。
難易度NORMAL、HARDまでクリアした。
DANTE MUST DIEという難易度は読めなかった上にクリアも断念した。
3戦目のネロアンジェロが強すぎたのだ。
まさかこのボスキャラが後にオレをゲーム脳に目覚めさせるとは思わなかったが、それはDMC3の話だ・・・。
さて、ではこのゲームについて話そう。
この作品は悪魔と人間のハーフである主人公が母親の仇を探すために便利屋を開いて悪魔退治の依頼を引き受け、片っ端から悪魔を狩るというストーリーである。
と言ってもモンハンのようにクエストを受注するわけではなく、ただストーリーに沿って進むアクションゲームなのだが。
さらにモンハンと違い、このゲームの醍醐味は爽快感にある。
敵を斬り、ぶん殴り、銃で撃ちまくりながら戦う。
銃は自動ロックオンの上に無限に撃てるのでストレスも溜まりにくい。
近接武器は全部で5種類、遠距離武器は4種類(あと水中でしか撃てない銃が)あり、状況に合わせて使い分けることができる。
しかし、武器を変更する場合、メニューを開いてわざわざ装備変更しなければならないため面倒である。一部の武器のみR3を押せば切り替えられるが、隙ができる上に空中では変更できない。これによりテンポロス+コンボの幅減少の要因になっている。
そこがかなり痛い欠点である。
・それから空中戦について
このゲームでは敵を空中に打ち上げ追撃することができる。浮かんだ敵をハンドガンで蜂の巣にするとほぼ無力化できて気持ちいいのだが、それ以外にはあまりできる攻撃がないのも難点だ。さらに剣・格闘攻撃は両方とも空中で繰り出すと敵を吹っ飛ばし自分も着地してしまうのでコンボにならない。
宙に浮いた敵にコンボを決めるには地上で剣を振るうか、銃を撃つぐらいしかない。ちなみにハンドガンは空中で撃った方が連射速度が速い。
3や4では華麗に空中戦ができるのだが、1と2ではできる攻撃が限られ過ぎている。
・魔人化について
デビルトリガーゲージを消費し続ける代わりに発動でき、発動中は圧倒的にパワーアップする上に専用技も追加される。この魔人化状態は1と2が強い。3は初めての魔人化なので最弱、4はそこそこ強いと言った感じなので本作は問題ないだろう。
最高難度では時間経過で敵もデビルトリガーを引いてアホみたいに強くなるため、そうなる前に倒した方がいい。もし発動されたらこっちも同じ状態になるしかないぜ。通常の攻撃ではほぼ怯まなくなるからな。
・移動速度について
もう一つの短所が走るスピードの遅さだ。
主人公の代表技にスティンガーと言うのがあるが、これを連続して繰り出す方が移動速度が速くなる。
魔人化すると許容範囲になるが、それでも普通か。人間の方が速いかもしれない。
4になってようやくダッシュスピードが強化された。
走るのも気付くのも遅すぎるぜ
・主人公のクールさとダサさ
この主人公は基本的に、クールに軽口を叩いてボス敵を挑発する。
3や4ではもっとハイテンションでふざけるようになり、2はクールではあるもののまるで人が変わったかのように無口である。
1の主人公もカッコよさはあるが、どちらかと言うとムービー中はダサさの方が目立つ。
主人公ダンテは舐めプをよくやるため、わざと敵の攻撃を食らうことも多々あるが、1のムービーは食らい方がやたらダサい。
剣で心臓を貫かれようが地獄の業火で焼かれようがびくともしない時もあれば、ちょっと敵の攻撃を食らっただけで「オアッ」とか「アアアアアア〜〜〜!!!」とか言うし、しまいには地面が抜け落ちて「ワッ、ワッ、ワーーーーーーー!!!」とか言うし、軽口を叩く割にやられ方が変なのだ。
まともにダメージを食らうムービーがあるのは3ぐらいで、あとは無傷だったりわざと食らったりするだけなので、カッコ悪さは特にない。
あと主人公には双子の兄貴がいて、この兄貴は主人公をはるかに超えるイケメンキャラなのだが、それは3の記事で話そう。
・挑発について
戦闘中に敵を挑発し、デビルトリガーゲージを回復させることができるという大事な要素がある。ただし1では何のセリフも無いので地味である。2に至っては論外で挑発がない。だからクソなんだお前は。3や4ではカッコいいセリフと共に挑発できるため、コンボの締めや敵を倒した後に挑発するというプレイングができる。大抵のコンボ動画では挑発を行っているため、このシリーズにおいて挑発がいかにスタイリッシュなことかが分かるだろう。
さらに4では一部の挑発動作に攻撃判定が付くことがあり、それを使って敵にトドメを刺したりすることもできるので是非ともイケメンプレイを目指したい。
1はただデビルトリガーゲージを得られるだけなので、もっとこうカッコよくしてほしかった。
何度も言うが、このシリーズにおいて 挑発は超重要でイケメンな要素 である。
挑発と言うと悪いイメージを抱きがちだが、このシリーズではスタイリッシュアクションとして機能しているのだ。
無論挑発しなくても問題なくクリアできるが、苦手なプレイヤーでもせめて3や4の動画で挑発しているコンボ動画を見て欲しい。絶対イケメンなので。
・特殊やられシーンについて
1のみ、特定の状況下で敵の攻撃を食らって死ぬと専用のゲームオーバーシーンになる。
もともとこの作品はバイオハザードの新作開発中に生み出されたらしいのでグロい殺され方をする。2以降ではこういう演出はなくなってしまったが。
とは言え普通にプレイしていてもめったに見れるものではないのでわざとやられるしかない。
ありがちなのはシャドウの自爆攻撃に巻き込まれて死ぬパターンと、ファントム系の敵の前に不用意に立って食い殺される時ぐらいか?
それからエネミーファイルの特徴も1のみである。
敵の行動や攻撃方法、弱点などが記載されるようになるのだが・・・。
敵の情報を見るためにはその敵の攻撃を発動させたり、弱点を突いて攻撃するなどしなければならず、上記の即死攻撃もおそらく食らわないとファイルの情報に追加されないと思われる。それじゃあ敵の知りたい情報が見れないじゃないかと思うかもしれないが、2以降のエネミーファイルでは敵の身分や立場などが書かれているだけで細かい攻撃方法などが書かれていないので、それはそれで拍子抜けする。
やはりエネミーファイルは1の書き方が一番良かった。
あ、あと1の攻略本は読んでいて面白かった。攻略サイトとは一味違った情報が見られるのでおススメだ。ブックオフなら100円ぐらいで売っているかもしれない。エネミーファイルも全部載っていたような気がする。
以上のように粗はあるものの派手で斬新なアクションゲーであり、スタイリッシュアクションというジャンルを確立した良作ゲームである。
《このゲームの評価》
爽快度:S
操作度:A+
難易度:S
熱中度:S
スタイリッシュ度:SS
総合:S
スタイリッシュさは評価できるが所々に穴があるような感じだ。
これからバイオ2もリメイクが出そうだし、龍が如くシリーズも0のスタイルでリメイクされているが、この作品も是非ともリメイクすべきだ。
武器の切り替え・スタイルチェンジ・移動速度・挑発のセリフなどを追加するだけで冗談抜きで神作になると思っている。
それがダメならさっさと5か0出してくださいねー
このシリーズは思い入れのある作品のため、2・3・4も全て記事にしたいと思っている。
DmCの方も書くかもしれない。
価格: 2,592円
(2018/6/7 11:02時点)
感想(2件)