02/25の前場市況です。
日続伸。前日の欧米株高を好感、過熱感を買い安心感が上回る。
今日、午前の日経平均株価は、前営業日終値比で+25円50銭
の1万8,628円(+0.14%)と6日続伸しています。連日で昨年来高値を
更新しています。
前日の欧州株は、堅調でした。英FTSE100は金属市況高で鉱業株が
買われて反発しました。
独DAXは5日続伸で、連日の最高値更新、仏CAC40も続伸で08年6月
以来の高値を連日で更新しています。
米株は2指数ともに堅調でした。ダウ平均は反発、最高値を更新しました。
ナスダック指数は10日続伸、連騰記録を伸ばしました。
為替の円相場は寄り付き時点でドル/円118円85銭付近、ユーロ/円134円80銭
付近、前日の東京時間の水準とほぼ同じです。イエレンFRB議長の議会証言で、
米利上げ時期は後ずれ方向と観測され、ドル買いは一服しています。
寄り付きは+33円(1万8,636円)、米利上げ時期は後ずれ観測になっていますが、
イエレンFRB議長の証言を好感する前日の欧米株高を好感して買い先行でスタートしました。
売り買い一巡の間は、短期的な過熱感を意識した利益確定売りに押される場面が
あって、△40円(1万8,563円)の下押し場面がありました。しかし、マイナス圏では
押し目買い、出遅れている投資家の買いも入って、すぐにプラス圏を回復しています。
本日、2月配当権利落ち日で2月期企業には落剥分の軟調が目立ちますが、指数はソフト
バンクの株価上昇などを支えに、堅調揉み合いです。
緩和的な金融政策の継続で過剰流動性資金の市場滞留など、円安進行期待は後退しても、
逆に買い安心感は強まった印象です。
前場の半ばに発表されたHSBC版中国製造業PMI(2月)は50.1、前月改定値の49.7から上昇し、
4ヵ月ぶりの高水準でした。ただ旧正月の休暇明けの上海市場の横ばいなどから、中国関連株
の市場反応は限定的でした。
TOPIXは8日続伸と堅調です。+3.43ポイントの1,511.71(+0.23%)です。
前場引けでの騰落銘柄数は値上がり986銘柄、値下がり710銘柄、変わらず160銘柄。東証1部売買高は1兆1911億円。出来高は10億9900万株です。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image