眠剤が残っていてふらふらするが, 何とか起き上がる.
朝食をとる.
キャベツとハムエッグとコーヒー.
午前中は役所まで出かける.
歩いて行く. 1 時間ほどで就いた.
役所の人にいろいろ教えてもらいながら書類を書いて提出する.
普段来ないところに来たせいか, 精神的にとても疲れた.
買い物をして帰宅.
少し休む.
寝っ転がって気分転換に本を読んだ.
太宰治『御伽草子』から「盲人独笑」, 「清貧譚」.
「盲人独笑」は盲目の琴の奏者, 葛原勾当が書いた日記を太宰治が自分の考えを入れながら引用した作品である.
なぜ, 葛原勾当は自分が読み返すこともできない日記を書き続けたのか.
彼には, 琴の外にも何か他者に伝えたいことがあったのではないだろうか.
「清貧譚」は聊斎志異に題材をとった短編である.
中学か高校の頃に, 国語の教科書でこの話を読んで強い印象を受けた.
自分も清貧の生活を送りたいと思った.
現実はそうはならず, 仕事に就き, 大きな失敗をして仲間もパートナーも財産も全て失い, 現在では障害年金と生活保護でぎりぎりの生活をしているが, この話に描かれているような清貧とは程遠い.
夕方に食事.
ポークソテーと玉葱炒め.
元気が出る.
まだ, 夕方からの鬱は治まらない.
眠剤と頓服を飲んで布団に入る.
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