体調は良い.
近所を散歩する.
寒い日の散歩は, 歩いているうちに体が温まってポカポカしてくるところがいい.
帰宅して読書.
お昼は卵かけご飯を食べる.
昼食後, 昨日までと同じく抑鬱感が強くなってきたが寝込むほどではない.
夕食はカレーにしようと思い, のんびり作り始める.
玉葱, ニンジン, じゃが芋, しめじ, ピーマン, 鶏胸肉などを仕込む.
カレーを作るときはこうやって野菜を刻んだりしていると気持ちも落ち着いてくるし楽しい.
鍋に材料を移し弱火で煮込む.
その時間を使って数学をやった.
練習問題の証明を Mac で清書する作業. もう少しで完成する.
昨日は 20 分やって 40 分休むというペースでコンピューターに向かい鬱に陥らずに済んだ.
今日もそのペースでやるつもりだったのだが, 体調が良かったので休み無しに一気に作業を続けてしまった.
そうしたら 1 時間を超えたあたりで急に鬱が強くなる.
いきなりである.
人が怖い.
自分がいかに多くの人に迷惑を掛けてきたか.
不快な思いをさせてきたか.
どうやって償えばいいのか.
人が怖い.
動けなくなってしまった.
鍋の火を止めて寝込む.
9 時過ぎまで布団の中で縮こまっていた.
それでも夜になって気持ちが治まり, カレーを作って食べるところまでできたのは本当に良かったと思う.
多少体調が良いからといって鬱を軽くみるものではない.
その体調の良さは一時的に帳尻が合っているに過ぎず, 底の部分には静かに鬱が潜んでいる.
わかっていた筈だが, やはり鬱は恐ろしい.
ところで一つ気が付いたことがあった.
鍋のカレーの食材にまぶしてあったスパイスの香りである.
寝込んでいる間, 意外にもその香りでかなり癒されたのだ.
クミン, コリアンダー, ターメリック, シナモンなど.
スパイスを効かせたカレーが鬱に効くというのは本当である.
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