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2019年03月14日

日本へ帰着〜、またまたアメリカ西岸

こんにちは。
当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
約1カ月前の2月12日にニューヨークの郊外(ニユーアーク)で積み荷の輸出用新車自動車をすべておろした後は、空荷で一旦、日本へ帰ります。
往航とほぼ、同じ航路でパナマ運河を経て太平洋を横断し、約1ヶ月の航海で日本へと帰ってきました。
下記画像は、中京地域の自動車積出港に着岸中の本船(グレーの塗装に赤のファンネル)です。

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パナマ運河通過の順番待ちのため、パナマの沖にて錨泊待ちの本船より、パナマの夜景撮影。
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パナマ運河沖、錨泊待ち
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一旦、日本へ帰っあとは、新たに輸出用自動車を積みこみ、出航です。
夕方は、船長より、許可が出たので、他の乗組員と共に、買い物に行き、焼肉に行き、英気を養ったそうです。
束の間の息抜きの後は、自動車の積み込みが終了次第、出航です。
今回の行き先は、アメリカ西岸のロングビーチとベニシアです。






2019年03月04日

少々、生々しいですが、、

こんにちは。
当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
先にも述べましたが、店主の息子が外航(外国航路)の航海士をしているので、不定期では、ありますが外航航海士ネタを掲載させていただきます。
現在、乗船勤務している船は、自動車専用船(PCC )で主に北米のアメリカやカナダを中心に、日本からの輸出用の自動車を運んでいます。
下記画像は、船に積み込む前の輸出用自動車です。


ご存知のように自動車専用船は、フェリーとは根本的に違ってギッシリと自動車を積み込む(6500台積み、7500台積み)ことができます。

アメリカや欧州に自動車を、一気に数千台運べます。(ちょうど郊外にあるショッピングモールの立体駐車場を思い浮かべてもらうと分かりやすいです。簡単に言うと、あのような、駐車場スペースが船の中に何層にも渡ってある感じです。)
日本から、積み荷である自動車の揚げ地、アメリカの西海岸のロングビーチやベニシアまで日本から約2週間かかります。
もちろん荷主である自動車メーカーからは、アメリカ東海岸への依頼もあります。
当然船は、陸地を走れませんから日本からアメリカ東海岸へは、パナマ運河を経由しての航海となります。
日本からパナマ運河までは、おおむね3週間、パナマ運河からアメリカ東岸の都市までは、1週間前後、約1か月の航海です。
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特に日本から太平洋を横断して比較的近い、アメリカ西海岸で2週間、パナマ運河だと3週間も陸から離れることになり船橋(ブリッジ)から見えるのは、毎日毎日、海ばかり、しかも限られた空間の船内に缶詰状態となり「好きな仕事」とは言えストレスがたまるそうです。
そこで、船内では、ストレス解消と乗組員の親睦を兼ね、時々パーティーをするそうです。
先日行われたのは、船の甲板上で行う、「デッキゴルフ」大会からの焼肉パーティーだそうです。
最近の船のコックさん(船内の乗組員の料理担当)はフィリピン人だそうで和食のレベルもそこそこ高いそうです。
そんな彼らがパーティーの時に必ず用意するのがフィリピンの名物料理レチョンです。
早い話、豚の丸焼きで、表面の皮目をパリパリに焼くので北京ダックの豚バージョンといったところでしょうか。
息子曰く「とてもおいしい」そうです。
下記画像は、パーティー前日のレチョン準備のため、解凍中の「豚」です。

少し余白にしておきますので、
少々生々しいですから、ご興味ある方、このページずっと下の方をご覧ください。


































解凍中の「豚」まもなく登場します。





















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パーティー当日レチョンの丸焼きです。
デッキゴルフ大会後に乗組員皆で食べたそうです。
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2019年02月22日

ニユーアーク〜パナマ運河〜日本

こんにちは
当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
先日、フロリダ州のジャクソンビルとニューヨーク郊外のニューアークで積み荷の自動車をおろしたあとは、日本へ向けての約1カ月の航海の始まりです。
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パナマ運河中間点のガトゥン湖
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パナマ運河の特に狭い場所では、ロコモーティブカーという電車のようなもので船を引っ張ります。
その時にロコモーティブカーと船つなぐワイヤーの作業員が乗船してきます。
その時に彼らは、小遣い稼ぎでマグネットなどの販売用の土産品を携えてくるそうです。
下記画像は、彼らから購入した、マグネットです。



ちなみに、この記事の最初の画像のキャップも7ドルで購入したものです。
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2019年02月15日

ジャクソンビル、ニユーアーク入港

こんにちは
当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
先日、2月4日にパナマ運河を通過した船は、2月8日に、フロリダ州のジャクソンビルへ入港し、日本で積み込んだ輸出用の新車自動車を降ろしました。
ジャクソンビルは、川を3時間ほどさかのぼる港だそうですが、下記画像は、河口の入り口です。
ここから、3時間ほど川をさかのぼるそうです。
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ジャクソンビル
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ジャクソンビル
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こちら、ジャクソンビルでは、数時間では、ありますが上陸の機会に恵まれ同僚たちとタクシーに乗りウォルマートまで買い出しに行ったそうです。
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ジャクソンビルで積み荷の一部の新車を降ろした後は、ニューヨークの郊外ニューアークへ向けて出港です。
冬でも暖かいフロリダ州から真冬のニユーアークへの航海は、数日で到着です。
遠くの夜景はマンハッタンの高層ビル群です。
ニューアークの港へ入るときには、途中、自由の女神像も見えたそうです。
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こちらニューアークでは、乗組員たちの帰りの航海の食糧、消耗品、雑貨などの積み込みもあったそうです。
これらの業者さんを「船食屋」さんと呼ぶそうです。
文字通り、食料はじめ生活雑貨、等いろいろな要望にきめ細かく応じてくれるそうです。
ご当地のお土産などもあらかじめリクエストを入れておけば、選んで持ってきてくれるそうです。
今回は、冷蔵庫などに貼りつけるマグネット、Tシャツを注文したそうです。
ニューヨークのマグネット
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今回の寄港地は、ジャクソンビルとニューアークでしたので日本へ向けていったん、帰ります。
2月12日にニューアーク出港後、パナマ運河をを経て日本帰着は、約1か月後の3月10日の予定です。



2019年02月04日

パナマ運河通過

こんにちは
当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
先日(1月12日)、中京地域の港を出港したうちの息子が乗船勤務するPCC(自動車専用船)は、2月2日(現地時間2月3日)、パナマ運河の太平洋側の街バルボアに達していました。
ここパナマ運河を抜け最初の寄港地アメリカ、フロリダ州ジャクソンビルに向かいます。
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息子にとって初パナマ運河は、夜間の通過になりました。
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そして、カリブ海側の街、クリストバルに近づく頃には、夜があけてきました。
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青い船体にNYKの日本郵船(NYK )の自動車専用船(PCC )とちょうど、すれ違いました。
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カリブ海から太平洋に抜ける豪華客船。



一生のうち一度は、このような豪華客船で船旅を楽しんでみたいものです。
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狭い運河内では、機動車(ロコモーティブカー)が船をワイヤーで繋いで引っ張ります。
ちなみに、1せきの船がパナマ運河を通過するには、当然、通行料金がかかります。
船の大きさによって料金は、変動するそうですが1せき、数千万円だそうです。
それでも、南米大陸の南を廻る航路に比べれば燃料費、日数等を考慮すると、パナマ運河のほうがお得なのでしょうね。
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もう少しでパナマ運河を抜けます。
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灯台
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ここ、パナマ運河を抜ければカリブ海を北上し、フロリダは、もうすぐです。





外航船に航海士や機関士として乗船勤務することができる「3級海技士」を取得することができる商船高専ネタは下記です。(保護者目線で書いております。)

https://fanblogs.jp/izakayataishou/category_6/









2019年01月28日

パナマ運河からアメリカ東岸

こんにちは。
当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
先日、外航船社に航海士として就職した息子が初の乗船勤務として、自動車専用船(PCC )に乗船し、アメリカ東海岸に向けて出航していきました。
最初の寄港先は、フロリダ州の港だそうです。
皆さま、ご存知のように船で日本からアメリカ東部を目指すとなると、パナマ運河を通過しなくては、なりません。
息子から聞いたのですが、日本からアメリカ西海岸までは、おおむね2週間、パナマ運河までは、3週間だそうです。
最近は、便利な時代になったものでパソコンで全世界の船の動静を見ることができます。
また、ほとんどの外航船には、外洋に出ても人工衛星経由でネットができる環境が整備されつつあり、ライン、メール程度ならリアルタイムでやり取りができます。
息子の乗船勤務している自動車専用船(PCC )は、1月12日夕刻、中京地域の港を出航したあと、ほぼ2週間たった本日、バハカリフォルニア(メキシコ領の1000キロに及ぶ細長い半島)沖に到達し、パナマ運河通過は、2月2日だそうです。
話変わって、船内では、昨日、焼き肉パーティーが行われたそうです。
その時には、フィリピン人コックが作るレチョン(北京ダックの小豚バージョン)が振る舞われたそうです。
レチョンは、カリカリとして美味しいそうです。




余談ですが、普段の食事は、フィリピン人コックが作る和食だそうですがコックによっては、(不思議な和食)もあるそうですが、和食レベルは、かなり高いそうです。
下記は、レチョンです。
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小豚の鼻がこちらを向いてますね
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パナマ運河まで、もう少しです。











2019年01月14日

初航海

こんにちは
当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
本日は、こちらのブログのカテゴリーにもあるように(外航航海士)について書いてみたいと思います。
居酒屋の店主が、、、?

(なぜ、外航航海士ネタを)?

と不思議に思われた方。
実は私の息子が昨年秋に商船高専を卒業し、外航船会社のPCC (自動車運搬船)に乗船勤務することになったのです。
そこで、断片的では、ありますが
(航海士ネタ)についてアップさせていただきます。


昨年秋(2018年9月)に海技教育機構(旧航海訓練所)での日本丸や青雲丸などでの航海実習を終えた息子は、同年9月末に弓削商船高専を卒業しました。
ちなみに商船高専(商船学科)の卒業は、先に述べた、1年間に及ぶ遠洋航海実習があるため9月になるのです。(ちなみに工業高専は、5年間で卒業です)

下記画像は、商船高専4年の10月から5か月に及んだ航海実習でのハワイ、ホノルル出港時の画像です。
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話は、2019年の1月に飛びます。
2018年秋の入社後、海技大学校等での研修を終えた息子たちは、年明け以降、会社からの(乗船命令)がでた者から順次、各地から乗船します。(船の行動予定によって乗船場所は、変わります。日本の港もあれば飛行機で現地まで飛んで海外乗船もあります)

息子の場合、乗船地は中京地域の港でした。

自動車運搬船の港は、部外者が勝手に入れないように厳重に管理されているとのことです。

職場は、当然ですがPCC (自動車運搬船)です。
息子が乗船勤務するPCC は、6500台積みだそうです。
ちょうど10階建て前後の立体駐車場が海に浮かんでいるような感じです。(巨大な船です)

船内の船員用居住区です。
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乗船後すぐに撮影したらしいので私物で散らかってますが、、(落ち着いてから、整頓したようです)
個室でプライベートもしっかりと守られます。
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シャワー、トイレも自室にあります。
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荷役が終わるとすぐに出港です。
まずは、パナマ運河を目指すそうです。









保護者目線からの商船高専進学
https://fanblogs.jp/izakayataishou/category_6/













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八角大将
普段は、仕事場と自宅の往復の毎日、たまに行く近隣アジア諸国でリフレッシュしております。
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