「エコドライブ」は、急な加速や減速をしないことやアイドリングを避けることなどによって燃費を向上させ、地球温暖化対策にもつなげようというもので、17日にニューヨークの国連本部で開かれた討論会には、日本やアメリカの自動車業界や運送業界の関係者らが参加しました。
参加者からは、自動車の排気ガスを減らすには行政による施策や自動車メーカーによる技術の改良だけでなく、ドライバーが「エコドライブ」を実践する重要性が指摘されました。
このあと、東京のトラック協会が業界を挙げて燃費を調査し、優れた成果を上げた業者を認定する取り組みを進めていることや、マイカーの利用率が高い山形県の自動車販売協会で、環境対策の知識を持った販売員が顧客のアドバイスに当たっていることなどが紹介されました。
「エコドライブ」を推進するコンサルタント事業を行っている間地寛さんは「エコドライブは単に燃費を良くし排気ガスを減らすだけでなく、交通事故を減らすことにもつながるかもしれない。人と車との新しい関係を世界のスタンダードにしてもらいたいです」と話していました。
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