LINEはことし7月に、事業拡大に向けて東京証券取引所に株式の上場を申請したことを発表していて、これとあわせてニューヨーク株式市場への上場の準備も進めて、年内の上場を目指すとみられていました。
これについて会社側は22日、韓国の親会社の決定を受けて、日本とアメリカでの年内の株式上場は見送ることを明らかにしました。
会社では「今は上場に最適なタイミングではなく、国内外でのサービスの強化を優先すべきだと判断した」と説明しています。
LINEはサービス開始からおよそ3年間で、利用者が国内で5200万人、世界では4億9000万人を超えていて、株式を上場した場合、時価総額は1兆円規模に上るともみられ、注目を集めています。
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