成田空港の第2ターミナルビルの到着ロビーは、平成4年の供用開始から22年間、ほぼそのままの形で使われています。
こうしたなか、成田空港会社では6年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、海外からの旅行客によい印象を持ってもらおうと、1階の到着ロビーに加えて、鉄道につながる地下1階部分などを改装することになりました。
日本的な「和」のイメージを基調として壁や床を現在の灰色から明るい白に改め、到着ロビーでは照明をLEDに変更し、障子をイメージした幕を天井からつり下げるということです。
改装工事は、ことし9月に着工し、およそ9億円をかけて再来年の春に完成する予定です。
成田空港会社は、「オリンピックに向けて、第1ターミナルでも外国人旅行客を迎える準備を進め、日本の玄関口の第一印象をさらに向上させたい」と話しています。
【このカテゴリーの最新記事】